ランタイムエラー

用語の解説

ランタイムエラーとは

(runtime error)
ランタイムエラーとは、プログラムの実行時(runtime)に発生するエラーのことである。
プログラムのソースコードをそのつど解釈して実行するインタープリタ型言語では、基本的にすべてのエラーがランタイムエラーとなる。 コンパイラ言語の場合は、コンパイル時には検出できずに、実行時に発生したエラーのことを指す。 ランタイムエラーが発生したプログラムは強制終了される。 強制終了後に再度起動すると、ランタイムエラーが起きる前の状態で復帰されるプログラムもあるが、これはランタイムエラーに備えてあらかじめ処理内容をバックアップしていた結果であって、ランタイムエラーの発生後に何らかの処理が行われているわけではない。 プログラムが実行される際にシステムのさまざまなリソースを利用する環境では、ダイナミックリンクライブラリや各種オブジェクトなどが実行時に初めて参照される場合がある。 このような場合に、参照した先に該当するファイルが見つからなかったりして失敗するとランタイムエラーとなる。 あるいは実行するプログラムファイルの破損や、バグ(プログラム内容の誤り)などもランタイムエラーの原因となる場合がある。 ファイルの破損が原因であれば、再インストールで回復することができる。 しかしバグなど不具合がある場合は、一般のユーザーには対処のしようがない。

用語解説出典   powered by. Weblio

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