上田祐司

1974年、大阪府生まれ。 1997年に同志社大学経済学部を卒業した上田祐司は、フランチャイズの支援などを主な事業とする株式会社ベンチャー・リンクへ入社。 独立支援業務に携わる。 入社から約1年半後に、同期社員と共にベンチャー・リンクを退社し、1999年3月に有限会社ガイアックスを共同設立した。 ガイアックス設立の直後に提供を開始した個人ホームページのサービスは、ユーザーの似顔絵を表示するという、アバターを先取りしたような機能によって人気を博し、たちまちのうちに成長した。 同時期にガイアックスは株式会社に組織変更している。 ※画像提供 / 株式会社ガイアックス ガイアックスは、創業時から「人と人をつなげる」を企業理念とし、インターネット技術を中心として、さまざまな形式によって、人と人とがコミュニケーションを図るためのサービスを提供している。 例えば、インスタントメッセンジャー、アバター、チャット、SNS、MMORPG、ブログなど、コミュニケーションツールの提供を幅広く行っている。 また、いわゆる学校裏サイトのような、健全でないコミュニティサイトを対象として、サイトの監視、および、有害な投稿の削除といったサポートを行い、コミュニティの健全化を図るサービスも提供している。 2005年7月、ガイアックスは、名古屋証券取引所のセントレックス市場に上場した。 ガイアックスでは、創業以来、社員への教育やレクチャーをはじめ、100名規模でのインターンシップ生を受け入れている。 また、上田祐司は大学において、ベンチャー企業論の講師も務めている。 2007年には「内定者フォローSNS」も開始している。 2008年9月現在、ガイアックスは、「トータル・コミュニティソリューション・カンパニー」を企業ドメインとして、更に積極的に事業を展開している。