下位互換

用語の解説

下位互換とは

(カイゴカン,lower compatibility,)
下位互換とは、同じシリーズの製品の中で、バージョンの新しい製品で作成したファイルがバージョンの古い製品でも扱えるということである。
例えば、Microsoftの表計算ソフト「Excel 2003」で作成されたファイルは「Excel 2000」でも編集することが可能である。 このような、新製品(以前の製品の上位に立つものとして開発された製品)が旧製品と互換性を保っていることが、「下位互換する」「下位互換性を持つ」などと表現される。 またMicrosoftのゲーム機「Xbox 360」用のソフトウェアには、先代「Xbox」でも再生することのできるものがある。 これも下位互換を保っているといえる。 下位互換性を保つためには、いわゆる上位製品が下位製品への互換性を損なわないように注意して開発を進めなくてはならない。 最近は、同じシリーズの製品とはいえ機能の拡張や仕様の変更、システムの刷新なども頻繁に行われる傾向にあるため、下位互換性を保つためには相当の労力が必要となっている。

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