仮想メモリとは
(カソウメモリ)
Macintoshに搭載している物理的なRAM容量以上のメモリを使えるようにする仕組み。
漢字Talk 7.1からサポートされた。
コントロールパネルの「メモリ」で設定する。
RAMに入らない分のデータを、ハードディスクに保存しておき、必要なときに呼び出して使う。
たとえば、RAMが8MBしかないマシンでも、10MBや16MBもあるように使えるので、大容量のプログラムやデータを処理できる。
RAMの内容をハードディスクに保存しておくために、ディスクへの読み書きが頻繁に発生し、処理速度がやや遅くなるのが欠点である。
仮想メモリをオンにしておくと、PowerPCネイティブソフトでの必要メモリが減る。
バーチャルメモリ(virtual memory)ともいう。
【歴】仮想メモリを使うにはCPUが68030以上の機種か、68020にPMMUである68851を付けた機種が必要になる。
現在発売されているPower Macintoshではすべて仮想メモリを使うことができる。
また、Adobe Photoshopなどアプリケーション自ら仮想メモリを確保するものや、RAM Doublerのようにデータ圧縮技術を応用してRAM上で仮想メモリを実現するユーティリティもある。
用語解説出典
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