仮想化

用語の解説

仮想化とは

(仮想化)
ハードウェアからソフトウェアまでの各層において、ある視点から見て下位に位置する機構を仮想的な実装として実現する姿を指す。
仮想化されていない実装と比べて、仮想化された実装は処理性能のオーバーヘッドがかかるものの可搬性が高まるなどのメリットがある。 コンピュータ資源の仮想化では、サーバ機のCPUやメモリなどを物理/論理パーティショニングして割り当てる機構や、アプリケーション上にパソコンのハードウェアを仮想的に作るソフトが有名である。 SOAにおいては、アプリケーション・サーバが提供する機能全体を1つのサービスとして仮想化する。 仮想化において重要な点は、抽象モデルの機能とインタフェースである。 低レベルな抽象モデルの例にC言語の関数がある。 関数は、引数を与えると処理の終了時に結果(return値)を返す。 一連の処理を収めた関数ライブラリを充実させることで、開発生産性が上がる。 抽象モデルは関数/オブジェクトからコンポーネントへ、さらにサービスへと粒度を上げてきている。

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