会話セーフティ機能

用語の解説

会話セーフティ機能とは

(カイワセーフティキノウ)
会話セーフティ機能とは、Microsoftが提供しているインスタントメッセンジャーである「MSN Messenger」における、不適切と思われる言葉を制限する機能のことである。
2005年9月12日に、体験版として追加した。 MSN Messengerを用いた会話の最中に、放送禁止用語、あるいは若年者に悪影響を与えかねない乱暴な表現などが現れた場合、会話セーフティ機能はが送信者に対して警告を発したり、あるいは伏字処理を施して会話相手へ伝えたりする。 また、そのような不適切な言葉や表現を繰り返し使用された場合には、会話セーフティ機能が送信者からのメッセージを遮断し、会話を終了するように促すメッセージを送る。 会話セーフティ機能が警告や禁止の対象とする語彙は、侮辱や差別の表現、麻薬などの違法なもの、卑猥な表現や言葉(放送禁止用語)などである。 他にも、子供の会話に不適切と思われる言葉や表現一般が抑制の対象となる。 会話セーフティ機能においては、乱暴な言葉や表現が「警告語」とされ、放送禁止用語等の表現は「禁止語」と認識される。 「警告語」が入力された場合には、「会話を楽しむためにもっとていねいな言葉を使いましょう」というメッセージで注意が促され、また「禁止語」が入力された場合には、該当する文字列は伏字で表示され、「発言の中に使ってはいけない言葉が含まれていたので、『****』に変換して送信しました。 注意しましょう。 」といったメッセージが付記される。 会話セーフティ機能を用いるには、招待した会話相手が会話セーフティ機能について承諾する必要がある。 相手が会話セーフティ機能の使用に承諾しない場合は、会話セーフティ機能を用いることができない。

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