依存関係

用語の解説

依存関係とは

(イゾンカンケイ)

 パイプラインアーキテクチャを持つマイクロプロセッサでは、複数命令の同時実行が可能である。

しかしたとえば、前の命令の実行結果を次の命令で使うような場合、これらの命令は同時実行ができない。 このように複数の命令同士が関係を持ち、一方の結果に他方が依存しているような場合、これらは「依存関係のある命令」と呼ばれる。 依存関係のある命令が存在すると、パイプラインが有効に機能しなくなる。

 依存関係の種類には次のものがある。

●w-a-r(write after read)

 先行する命令が、あるレジスタから値を読み出す前に、後続する命令が当該レジスタに書き込もうとすること。

●w-a-w(write after write)

 先行する命令が、あるレジスタに値を書き込む前に、後続する命令が当該レジスタに書き込もうとすること。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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