導波管

用語の解説

導波管とは

(ドウハカン,ウェーブガイド,waveguide,)
導波管とは、主にマイクロ波を伝送するために用いられる中空の金属管のことである。
立体回路と呼ばれる回路設計の代表的な部品である。 導波管は空気を誘電体としており、中心導体を持たない。 そのため、同軸ケーブルにおいて損失の主な要因となっている誘電損失や中心導体の電気抵抗に由来する損失が少なく、同じ大きさの同軸ケーブルなどと比べるとはるかに低損失で効率的な伝送が可能である。 大電力の伝送などにはよく導波管が利用される。 管の形状には方形や円筒形があり、管の内側は銀めっきなどでコーティングが施されている。 なお、導波管の構造上、ある一定の波長より長いマイクロ波を導波管で伝搬させることはできない。 そのため導波管はハイパスフィルタの一種であると言うことができる。

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