差分ファイル

用語の解説

差分ファイルとは

(サブンファイル,difference file,)
差分ファイルとは、ファイル間の相違点を記録したファイルのことである。
ソフトウェアのバージョンアップ用、新旧プログラムのソースコードの違いを表現するためなどに使われる。 相違点を記録するフォーマットは特に決められていないが、UNIXのdiffはファイルの差分を作成するツールとして有名である。 差分ファイルとpatchツールにより、新ファイルを生成できる。 特にプログラムの不具合を解消するための差分ファイルはパッチファイルと言われることもある。 差分ファイル自身にファイルの更新機能を付加して配布されることもあり、その場合には復元するツールが不要である。 なお、プログラムのバージョンアップ時の配布は通信費の節約のため、差分ファイルで配布されることが多かったが、ネットワーク網の発達、大容量メディアの一般化に伴い、通信費、容量を気にすることが少なくなり、差分ファイルで配布されるケースは減っている。

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