広域イーサネット

用語の解説

広域イーサネットとは

(コウイキイーサネット,広域LAN,ワイドLANサービス,wide area Ethernet,)
広域イーサネットとは、イーサネット(Ethernet)を利用して100km単位の各拠点間を接続する大型ネットワークのことである。
イーサネットのパケット中継装置(スイッチングハブ)は、パケットに記載される情報によって中継先を判断するレイヤー2スイッチの方式を利用する。 そのため、ルーターなどのように別途アドレス情報を参照して中継先を判断するレイヤー3スイッチを利用する方式のスイッチングハブと比べても、非常にコストが安くなり、保守管理も容易となり、多対多の接続も可能となる。 あるいはイーサネットがネットワークの標準的なLAN技術として普及していることから、LAN上のどのような通信方式(プロトコル)でも使用でき、非常に利便性が高いという利点もある。 通信速度こそ差ができるものの、公共の通信回線を自社専用線であるかのように用いることができる。 なお、「広域LANサービス」という語は、厳密にはクロスウェイブコミュニケーションズ社のサービスの名称である。 これがさきがけとなって、相次いで同様のサービスが登場したことから、現在ではほとんど広域イーサネットの代名詞のように用いられている。

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