枯れた

用語の解説

枯れたとは

(カレタ)
枯れたとは、ソフトウェアやハードウェアなどの製品が市場に登場してから時間が経過し、プログラムの不具合であるバグやハードの不具合などが解消され、製品として成熟した状態を表す言葉である。
枯れた状態の製品は、最新バージョンの製品と比較すれば機能面で劣るが、安定性・信頼性が高いという利点を持っている。 また、トラブルシューティングのための情報も蓄積されており、万一のトラブル発生時も、何らかの対応ができる状態になっている。 トラブルを極力回避したい企業の基幹系システムや、金融系などのミッションクリティカルなシステムなどでは、最新技術が用いられた新製品よりも、むしろ枯れた製品が選ばれる例は珍しくない。 また、新しいOSや、OSのバージョンアップが発表されても、企業においてはしばらく導入を見合わせるケースが多いが、これも製品が枯れるのを待っているためと言える。

用語解説出典   powered by. Weblio

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