準天頂衛星

用語の解説

準天頂衛星とは

(ジュンテンチョウエイセイ,Quasi zenith satellite,)
準天頂衛星とは、3機の通信衛星によって交代で(日本の)天頂に位置するように設計された衛星のことである。
準天頂衛星はそれぞれ120度ずつ離れた軌道を回っており、8時間周期で3台のうち1台が天頂に近い場所へと位置するように設計されている。 3台を1セットとして用いることによって、地上のビルや山岳といった遮蔽物に電波が妨害されることの少ない天頂付近に常に衛星を配置させることができる。 そのため効率的で安定した通信を行うことができるようになる。 2006年現在では準天頂衛星は計画の途上であり、国内では文部科学省などの国家機関や宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめとする民営団体が結束して、実現のための取り組みを進めている。

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