漢字ROM

用語の解説

漢字ROMとは

(カンジロム,Kanji ROM,)
漢字ROMとは、日本語のフォント情報を記録するために用いられていた専用のROM(Read Only Memory)のことである。
初期の日本語パソコンに搭載されていた。 漢字ROMには、漢字やひらがな、カタカナなどのフォントに関するビットマップ形式のデータが記録されている。 一般に、日本語は英語などの言語に比べて膨大な文字数を扱う。 そのため、初期のパソコンでは日本語を扱うことが困難とされていたが、漢字ROMという専用のハードウェアを追加することによって日本語を高速に読み出すことが可能となっていた。 漢字ROMは、NECのPC-9800シリーズや、キヤノンが販売していた日本語対応版のMacintoshである「DynaMac」などに搭載されていた。 現在では、日本語フォントはオペレーティングシステム(OS)のファイルの一部として提供されているのが普通となっている。

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