無停電電源装置

用語の解説

無停電電源装置とは

(ムテイデンデンゲンソウチ,Uninterruptible Power Supply,UPS,)
無停電電源装置とは、停電のような電源のトラブルからコンピュータを保護する装置のことである。
主に、機器と電源の間に設置する。 UPSの略称で呼ばれることも多い。 無停電電源装置は電源とコンピュータとの間に接続される。 停電が起きると自動的にバッテリーからの電源供給を開始する。 コンピュータを使用している最中に停電が起きると、システムが異常終了してデータを損失する恐れがあるが、無停電電源装置に電力供給を継続させることによってシステムの異常終了を防ぐことができる。 ただし、無停電電源装置は停電が起きてからコンピュータを正常に終了するまでの時間を確保することを主要な目的とするものであり、停電中にシステムをそのまま使い続けることを目的としたものではない。 無停電電源装置の中には、停電に限らず、電圧の大きな変動や周波数の変動、ノイズなどといった電源トラブルを緩和・抑止する機能を備えたものもある。 無停電電源装置は、主に企業の基幹システムにおいて装備されている。 最近では安価な無停電電源装置も登場しており、個人向けのパソコンで使用されるケースも増えてきている。

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