直交検波

用語の解説

直交検波とは

(チョッコウケンパ,クワドラチャ検波,quadrature detection,)
直交検波とは、電波の検波方式の一種で、一つの信号を4分の1サイクルだけずらして復調する検波方式のことである。
S/N比を向上させ、それによって雑音を低減する効果がある。 直交検波では、受信した信号を2つのコイルに分け、そのうち一方に対してのみ特殊な回路を通して位相を4分の1(90度)だけずらすしている。 位相のずれた信号を通常サイクルの信号に加算して乗算すると、位相の補正された信号として復調される。 信号が数倍になり、同時に雑音も倍加されるが、このとき雑音の増加率よりも信号の増加率の方が値が大きいので、結果として信号雑音比を向上させることができる。

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