第一正規形

用語の解説

第一正規形とは

(ダイイチセイキケイ,第1正規形,1NF,minimal form,first normal form,)
第一正規形とは、リレーショナルデータベースのデータベース構造(リレーション)を設計する際に、正規化されていない原始的なデータ構造を正規化するための第一段階作業として行われる、一連の正規化手順のことである。
第一正規形では、冗長性の排除、データの整合性の保持などが行われる。 効率的なリレーショナルデータベースを構築するために重要な手順である。 データを第一正規形にするためには、データ項目を固定的項目と繰り返しの項目に分け、繰り返しの項目を別なテーブルとする手法が用いられる。 例えば、次のようなデータがあるとき、これを受注番号により紐づけ、下記のようにまとめることができる。 正規化前:「受注番号、得意先名、商品番号1、商品名1、単価1、数量1、商品番号2、商品名2、単価2、数量2」 正規化後:「受注番号、得意先名」と「受注番号、商品番号、商品名、単価、数量」とする。 リレーショナルデータベースの正規化には、第一正規形から第五正規形まであるが、そのうち第一正規形、第二正規形、第三正規形までがよく利用される。

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