絞り

用語の解説

絞りとは

(シボリ,aperture,)
絞りとは、カメラにおいて、レンズから入ってくる光の量を調整する機構のことである。
絞り羽根と呼ばれる光をさえぎるための羽根がレンズの中に通常組み込まれており、これを使って絞りを変えることで、光の量をコントロールすることができる。 一般に、絞りを最も開けたときに、レンズを通る光量は最大となり、この状態の絞り値を「開放F値(開放絞り値)」と呼ぶ。 デジタルカメラの本体やカタログのレンズ項目に表記されている「F1.8」などが開放F値にあたり、数値が小さいほどレンズは明るく、暗い場所において、より速いシャッター速度で撮影することができる。 なお、絞り値(F値)は、レンズから通ってくる光の量を表したもので、基本的にはF1を基準に、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6...と、√2倍の数列であらわされる。 数値は、絞りを開ける(光量を増やす)ほど小さくなり、絞りを閉じる(光量を減らす)ほど大きくなる。 また、この時絞り値の段階を「1段」と呼び、例えば絞りをF2.8からF4にすることを「1段絞る」といった言い方をする。 ちなみに光量は、絞りを1段絞ると1/2になり、1段開けると2倍になる。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]