総合テスト

用語の解説

総合テストとは

(システムテスト,integration test,)
総合テストとは、システム開発におけるプログラムの検証作業の中でも、構築したシステムが全体として予定通りの機能を満たしているかどうかを確認するテストのことである。
開発者側の最終テストのことである。 総合テストは、個々の機能や仕組みを総合した全体像としてのシステムを対象として、設計のとおりにプログラミングされているか、機能間の連携は取れているか、機能や性能は仕様書の通りになっているか、といったことを検証する。 システムアドミニストレータ(システム開発の管理責任者)を参加させ、実際の使用環境に近い形で動作させる、開発の現場における最終検査である。 プログラムの検証作業では、はじめに個々のプログラムモジュールがきちんと仕様どおりに機能しているかを確認する「単体テスト」が行われる。 単体テストによって個々のプログラムモジュールが問題なく機能すると確認されたら、それらのモジュールの組み合わせはうまく動作するかを検証する「統合テスト」が行われる。 結合テストによって連携が確かめられた次に、モジュールの組み合わせをさらに複合させ、システムとしての機能を確認する総合テストが行われる。 総合テストをクリアすると、顧客に試用してもらって顧客の要望がきちんと満たされているかどうかを確認する「承認テスト」が行われれ、顧客の承認が下りるとシステムの完成となる。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]