耐タンパー性

用語の解説

耐タンパー性とは

(タイタンパーセイ,タンパーレジスタント,tamper resistant,)
耐タンパー性とは、コンピュータシステムの内部構造の解析のしにくさ、見破られにくさのことである。
ハードウェアの回路構成やソフトウェアのプログラム構造など、特殊な技術を用いている製品は、リバースエンジニアリングによって仕組みを分析されることを嫌う傾向にある。 そのため耐タンパー性を向上させる試みが行われている。 リバースエンジニアリングとは、製品やプログラムを分解したり解析したりすることで、その構造や仕様、技術などを明らかにする技法のことである。 製造する側は自社製品の優位の秘訣となっている構造を探られないために、回路の暗号化やプログラムの冗長化などを施す必要がある。 具体的な、耐タンパー性を向上させる方法としては、回路のデータ流通アルゴリズムを複雑にしたり、プログラムデータに暗号化を施したりすることがよく行われる。

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