電界通信

用語の解説

電界通信とは

(デンカイツウシン,Electric Field Communication,)
電界通信とは、人体や物の表面に発生する「電界」を利用してデータ通信を行う技術のことである。
人体通信と表現されることもある。 人に微弱な電気を流すと、人体は電界を帯びる。 電解通信では、そのわずかな電界の変化にデータを与え、情報通信が実現できる。 対象に接触するという動作によって認証や情報交換などを行うことが可能となるため、ドアノブを持つことで認証を行い、開錠したり、または握手することでアドレス交換を行ったりと、より自然な動作に通信の機会を溶け込ませることができるという。 電界通信を利用した具体的な通信技術としては、日立製作所、NTTコミュニケーションズ、美和ロックが共同開発した入退室管理システム「RedTacton」などがある。 電界通信の仕組みは、自動車車両のドア施錠システムなどでは既に実用化されており、非接触式ICカードや赤外線通信などに次ぐ近距離通信の手段として注目を集めている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]