大阪大と富士通、新たな量子計算技術を確立--高精度なエラー訂正で量子コンピューターの実用化早める

大阪大学と富士通は3月23日、量子コンピューターの実用化を早める技術として「高効率位相回転ゲート式量子計算アーキテクチャ」を確立したと発表した。量子コンピューターの実現に不可欠な「量子エラー訂正」に必要な物理量子ビット数を大幅に低減するものになる。

2023-03-24 11:00

量子コンピューターのロードマップ。現状は物理量子ビット数で1000未満のごく小規模なNISQが実現した段階。今後本格的なFTQCに到達する前にEarly-FTQCという段階を経由することになるが、この段階で有用な量子計算アーキテクチャーはこれまで提案されておらず、今回が初となる

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