クラウドサービスを利用する多くの企業がいま悩ましい課題に直面している。使い勝手を著しく低下させるレイテンシーの問題や上昇し続ける利用コスト、クラウドベンダーへのロックイン、地域ごとのデータ規制への対応などだ。そうしたなか、ハイパースケーラーとは異なるアプローチのクラウドとして注目を集めているのが、世界中に分散したCDNプラットフォームを活用して提供される分散型クラウドだ。分散ネットワークを用いることで、ユーザーの近くで遅延の少ない環境を提供し、シンプルな料金体系でエグレスコストの低減が可能だ。また、プラットフォームに依存せず、各国の事情に合わせたオープンな環境を提供する。本資料では、既存のクラウドサービスが抱える課題を解消し、AIやIoTなどで求められる要件にも対応した分散型クラウドサービスであるAkamaiのクラウドコンピューティングサービス の特徴や事例を紹介する。