クラウド利用企業のうちマルチ(複数)クラウドを採用する企業の割合が、6割を超えている。また、パブリッククラウドへの企業の支出額が、今後1年間で3割増加するとの予想もあり、クラウドシフトが着実に進んでいることが分かる。その中で課題の1つとされているのが、特定のクラウドに縛られてしまう「ベンダーロックイン 」に陥り、結果として柔軟性や事業継続性を喪失するリスクがあることだ。この約10分のウェビナーでは、Akamaiがこうした課題を解決するためのキーワードとして、ポータビリティと分散コンピューティングの2つを提示する。特定のクラウドサービスに依存せずに環境を移行できる柔軟性と、低遅延を実現する分散型クラウドは、今後のクラウド活用における中核技術と言える。実際に効果を得たニッセンホールディングスやPeach Aviationなどの導入事例を参照しながら、クラウド利用の最適化を想定できる内容になっている。