サイバー脅威に強い Web ブラウザとして設計され、企業での利用も多い Google Chrome ブラウザ。これまでにもサンドボックスの採用や悪意のあるサイトからユーザーを保護するセーフ ブラウジングへの対応など、ユーザーを保護することで、インターネットセキュリティを強固にする役割を担ってきた。 Chrome ブラウザのセキュリティ機能を適切に設定することで脅威の予防やプライバシー保護、管理性の向上につなげることができる。例えば、脅威の予防については、 Chrome のデフォルト動作を強化する設定により悪意のあるサイトからのマルウェアのダウンロードを制限したり、リスクのあるコードがブラウザ経由でサイトを改ざんする攻撃等をブロックしたりできる。しかし、両者が相反するケースもある。ユーザー側では設定を選択できるようになっているが、変更内容によってはセキュリティが犠牲になってしまうことだ。IT管理者は、ユーザーのニーズと企業のセキュリティのバランスを取れるよう、設定を最適化しなければならない。
本資料では、Google Chromeが提供するさまざまセキュリティポリシーと、それらを有効または無効にする前にIT管理者が検討すべき要素について解説する。
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