働き方の多様化とサイバー攻撃の高度化を受けて、この数年でゼロトラストに取り組む企業が大幅に増加した。Fortinetがグローバルで実施している調査では、ゼロトラストを実現するための構成要素の導入・展開率は大きく増加している。たとえば、2021年にセキュアWebゲートウェイ(SWG)を「展開済み」とした組織は45%だったが、2023年には75%に増加した。同様にクラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)は40%から72%に、多要素認証(MFA)は23%から52%に増加した。もっとも、ゼロトラストが普及するなかで新たな課題に直面するようになった。調査によると、回答者の48%が「オンプレミスとクラウドに展開したゼロトラストソリューションが十分に統合されていない」、46%が「ユーザーとデバイスを継続的に認証できない」という結果が得られた。
本資料では、Fortinetの調査をもとにゼロトラストの最新動向と課題を明らかにしながら、企業が直面している新たな課題の解決方法を解説する。
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