データを理解しようとするとき、何から始めるべきか。近年注目の手法が、データのグラフィカルな表示を用いた分析手法「ビジュアルデータ分析」だ。その2 つの手法が、データビジュアライゼーションとビジュアル分析である。多くの場合、ダッシュボードやレポートを作成すること自体が目的になってしまうが、ビジュアルデータ分析の専門企業であるTableauがまとめたこの資料は、そこに一石を投じる。例えば、営業状況において特定の地域や種類の製品の利益が低いなど、詳細な状況が簡単に見えるようになれば、自社のビジネスの進め方が変わってくる。さらに、効果的な利用ができれば、組織の中での役職などにかかわらず、ビジネス上の意思決定に役立つ情報を提供するなど、分析の存在感がより高まってくる。データ分析による業務変革を考える企業は、ぜひ一読したい内容だ。