マルウェアとして企業システムに侵入し、システム内の情報をすべて暗号化、復号鍵と引き換えに「身代金」を要求するランサムウェアの被害が広がっている。本資料では、まずその被害実態と最近の傾向を詳細に解説している。昨今は、侵入後しばらく潜伏し長期間にわたる過去データを暗号化するものも出始めているという。
ランサムウェア対策には、バックアップを取ることが有効だとされているが、そこにはさまざまな誤解があることもここでは指摘されている。その1つがユーザーデータのみをバックアップする手法だ。ランサムウェアが暗号化するのは、アプリケーションやプログラムなとのデータも含まれているため、システム復旧に必要データすべてをバックアップすることを忘れてはならない。また、ネットワークでつながっているサーバを利用したバックアップ方法も危険だ。ネットワークを通じてバックアップサーバが感染してしまえば元も子もなくなる。
本資料では、適切なバックアップ方法を4つのポイントでまとめながら、仮想テープライブラリーの有効性を解説している。このソリューションは、オフライン化して感染リスクを極小化させながらデータを保管でき、さらに重複排除機能などによってTCOを削減できる。
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