国内を代表する一般消費財メーカーであるライオン。今後の少子高齢化などの環境変化への対応や従業員の健康増進を支援などによる企業力強化に向けて、新たな経営方針を打ち出し、2019年から「働きがい改革」を推進してきた。また、2023年春に新本社への移転を控え、ハイブリッドワーク時代の新たなオフィスのあり方を探る取り組みが進行中だ。しかし、変革推進のネックとなっていたのが、従来の業務システムに関する様々な課題だった。既存のファイルサーバの容量ひっ迫や社外とのやりとりの煩雑さ、社内ネットワーク経由でのアクセスの限定のみならず、メール添付ファイル依存に 起因するセキュリティ、紙業務の多さなどが顕在化。その解決が言わば「宿題」となっていた同社では、コロナ禍をきっかけに積年の宿題を片付けることを決断。旧態化したファイルサーバのクラウド移行のみならず、働きがい改革とDXを推進する体制を整えた。
ライオンの課題解決、そして「デジタルワークプレイス」に移行に貢献したものとは何か、変革を牽引する同社の統合システム部のメンバーがその秘訣を語った。
ホワイトペーパー