欧米市場を中心にエレクトロニクス機器を開発、販売する老舗メーカーのユニデンホールディングス株式会社(以下、ユニデン)。同社は、埋もれかかっていた「HCL Notes/Domino」(以下、ノーツ)環境を蘇らせ、社内IT環境をアップデートした。そこに大きく寄与しているのが、既存のノーツアプリをブラウザーやモバイル端末で動かせるようにする最新テクノロジーを搭載した「HCL Nomad」(以下、Nomad)である。これにより、業務ユーザー環境を改善すると同時に、従来のノーツの弱点であった運用時におけるクライアント維持管理の煩雑さも解消されている。本書では、同社のシステム開発を統括する情報システムグループ 課長 渡邊太一氏と、開発パートナーであるパナソニック ネットソリューションズ株式会社 技術本部 テクニカルソリューション部 次長 南達夫氏に、Nomadの革新性とノーツを使い続けるメリット、さらに生産性や従業員満足度という、さまざまな効果について話を伺った。