企業のシステム構築が、従来のオンプレミスからクラウドサービスへの利用へと急速にシフトしている。クラウドにはコスト面や管理面のメリットがある一方で、クラウドサービスごとにアカウントが発行されるために、サービスを利用するたびにアカウント情報の入力を迫られるといったデメリットがある。ここで利便性を確保するために、複数のサービスで安易に同じパスワードを使うと、不正アクセスなどセキュリティ上の問題を抱えてしまう。解決策となるのが、1つのアカウント情報で複数のシステムやサービスにログインできるシングルサインオン（SSO）によるID管理である。この資料では、SSOを実現するためにHENNGEが提供するSaaS型認証基盤「HENNGE One IdP Edition」の概要を紹介する。IP制限やデバイス証明書、二要素認証、セキュアブラウザなど複数の認証機能を組み合わせることによって、利便性と安全性を両立できることが分かる内容になっている。