1年でこれだけ様変わり、時事ニュースから考えるニューノーマル実現の鍵

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2021-06-11 11:00

[PR]マイクロソフトが2021年3月25日、26日にわたって開催した「Security Forum 2021」では、新型コロナウイルスをきっかけに広がった「ニューノーマル」がキーワードの1つとなった。

マイクロソフトが2021年3月25日、26日にわたって開催した「Security Forum 2021」では、新型コロナウイルスをきっかけに広がった「ニューノーマル」がキーワードの1つとなった。

 この一年で我々の日常生活はもちろんのこと、我々の働き方も激変した。毎日皆が同じ時間に出勤し、同じオフィスで顔を合わせながら、紙とハンコも交えて仕事をするこれまでの働き方から、リモートワークをはじめとする新しい働き方を採用する企業が増えている。

 これに伴って、ニューノーマルな働き方に関する新たな課題も浮上してきた。その顕著な例がサイバーセキュリティ、具体的には「フィッシング攻撃によるID盗難」や「ランサムウェア」だろう。国内でも複数の企業が被害に遭い、多額の身代金を要求された事例が報じられている。またサイバー攻撃者や悪意を持った内部関係者による意図的な漏洩だけでなく、設定ミスによってうっかり情報を公開してしまい、偶発的に漏洩してしまうケースも後を絶たない。

PPAP、ハンコといったこれまでの「当たり前」が消える?

 業務のあり方やワークフローに関連する新たな波も次々に起こっている。中でも、平井卓也デジタル改革担当大臣の発言もあって注目を集めたのが、暗号化ZIPメールのメール送信、いわゆる「PPAP」の廃止に向けた動きだろう。機密情報を送信する手法として多くの日本企業がPPAPを採用してきたが、ウイルス検知がバイパスされる上、送信側・受診型ともに手間がかかるため業務効率にも影響を与えることから、廃止の動きが広がってきた。ただ、それに代わる手段をどう用意するかが課題となっている。

 ほかにも、これまで紙や口頭で行われてきた業務をアプリケーションを活用して電子化したり、AIを適用して自動化する動きや、データ活用の本格化に向けた動きが始まった。またこれも河野太郎行政改革担当大臣の発言で注目されたが、ペーパーレス化と並行して「脱ハンコ」が進みつつある。

 一方、忘れてはいけない動きとして、「パワハラ防止法」の施行がある。企業には相談窓口を設け、従業員の意識を高めるべく教育を実施するとともに、チャットやWeb会議も含めて不適切な会話が行われないよう未然にケアする方法が求められることになった。

ニューノーマルの定着において鍵となるのは「IT」の力

 このようにコロナ禍をきっかけに、一気に新たな動きが始まっている。この波を生かし、どのように変革を進めていけばいいか悩んでいる方も多いだろう。ただ一つ言えることは、「ニューノーマル」の働き方を定着させ、この先再びコロナのような事態が起きた場合に業務を継続できる環境を準備する上でポイントとなるのは「IT」の力であるということだ。

 ブレイクアウトセッション「ニューノーマルの働き方・時事ニュースから考えるセキュリティ&コンプライアンス」では、新たなトレンドに適合する中で、どのようにセキュリティやコンプライアンス面の課題を解決するかが紹介されている。ゼロトラストセキュリティをはじめとするアプローチによって、デジタルトランスフォーメーション(DX)のスピードを損なうことなく新たなトレンドを推進していくヒントを得ることができるだろう。

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