ARA技術とパイオリンク、WEBキャッシュ分野において技術協力

株式会社パイオリンク

From: PR TIMES

2008-10-07 10:00

株式会社ARA技術
(本社:韓国・大田市、代表取締役社長兼CEO:イ・ジェヒョク、以下ARA)と

株式会社パイオリンク
(本社:韓国・ソウル市、代表取締役社長兼CEO:チョ・ヨンチョル、以下PIOLINK)は、

技術協力により、ARAのWEBキャッシュ・サーバ製品「JAGUAR 5000」とPIOLINKのアプリケー
ション・スイッチ「PAS (Piolink Application Switch) シリーズ」の日本における
両社製品の拡販を図ります。


【ARA JAGUAR 5000の主な特徴】
・ソフトウェアおよびアプライアンスでの提供
・独自OSを含む高性能アプリケーション
・汎用サーバとの組み合わせにより必要な性能を発揮
・最大で10分の1程度までサーバ台数を削減

標準価格: ソフトウェア版 400万円~(税別)
アプライアンス版 500万円~(税別)


【PIOLINK PASシリーズの主な特徴】
・スイッチベースの専用ハードウェアを採用(バックプレーン容量: 88Gbps)
・ブリッジ構成により、既存ネットワークの構成変更なく導入可能
・独自のL7CSLB(※)機能により、キャッシュすべきトラフィックのみ分類し処理
・高いコスト・パフォーマンス

標準価格: 198万円~(税別)
※CSLB:キャッシュサーバ・ロードバランシング                  


【協業の概要】
1.WEBキャッシュシステムにおける両社製品の共同検証
・WEBキャッシュ・サーバ  : JAGUAR 5000
  ・L7アプリケーション・スイッチ : PAS 8016

2.日本における両社のパートナーへ紹介などの協力
   ・両社の既存パートナーへの本ソリューションの紹介
   ・合同セミナーなどを通じて本ソリューションの有効性を紹介


【協業によるメリット】
 パソコンや携帯端末、ゲーム機器などからインターネットによるコンテンツサービスを利用
するユーザーは、サーバの前に「PASシリーズ」にアクセスします。「PASシリーズ」はあらかじ
め設定したwebサイトへのアクセスを検出しWEBキャッシュ・サーバ「JAGUAR 5000」へ振り
分け、「JAGUAR 5000」がコンテンツ配信処理を肩代わりする事によりコンテンツ配信サーバ
への負荷を劇的に軽減します。これにより、コンテンツサーバの台数を最大で10分の1程度まで
削減する事が可能となり、サーバ運用にかかる消費電力量を抑えられるため、コスト削減ととも
にグリーンITにも貢献します。


 現在、日本国内においてWEBキャッシュ・サーバは特定メーカー製品の独占状態にあります。
これに対しARAは、コストパフォーマンスの高さで対抗。専用ハードウェアを必要とする既存の
製品に対し、ARAのWEBキャッシュ・サーバは汎用ソフトウェアであり、DELLやHPのほか、
富士通、日立製作所、NECといった国内メーカーのサーバも使用でき、コストとサポートの両面
で優位性があります。ソフトウェア自体に最適化された独自のOSが使われており、その高い処理
性能と高性能ハードウェアによって性能も上がるという利点があります。

また、同社のWEBキャッシュ・サーバの最大の特長は、構成の仕方によって、
『プロキシモード』と『リバースモード』の2種類の用途にあります。
『リバースモード』はポータルサイトをはじめ、一般企業向けやインターネットサービス
プロバイダ、ショッピングモール、新聞社、放送局など、たくさんのコンテンツを提供する
WEBサイトで多く使われています。
一方の『プロキシモード』は、インターネットサービスプロバイダやCATV事業者などの回線事業
者で使われます。
近年、ユーザーが自由に動画をアップし閲覧できる動画サイトの台頭により、バックボーン回線
の帯域幅を圧迫。これに対し「JAGUAR 5000」の導入により回線使用量を抑制することができます。

「PASシリーズ」は、WEBキャッシュ・サーバに必要なL7アプリケーション・スイッチの機能を
全て搭載しております。「PASシリーズ」は、全てのトラフィックの中からWEBキャッシュ・
サーバにリダイレクトすべきトラフィックのみを抽出するために、独自の技術を駆使し既存の
ネットワークトラフィックにはまったく影響を与えない機能を持っております。
なお、WEBキャッシュ・サーバを「プロキシモード」で導入する場合に必須要件となる
「ブリッジモード」での導入が可能で、既存ネットワークの変更無しで導入できる強みを持って
おります。コスト・パフォーマンスの高さと10年間の修理保証サービスは、コスト面で厳しい
業界には何よりの競争力であると自負しております。


※「WEBキャッシュ・サーバ」とは、インターネット上のWEBレスポンスを早くするために有効な
システム。クライアントから頻繁に要求されるコンテンツを、サービスを提供するサーバでは
なくWEBキャッシュ・サーバが保存し、そこで折り返すことでスピードアップを図るという仕組
み。ポータルサイトやネットショッピングモール、ネットゲームなどの大規模サイトでは、
通常多くのサーバを必要とするが、WEBキャッシュサーバを利用することでサーバの台数を削減
することができ、同時にWebサービスの速度向上に貢献する。事業者はコスト削減と同時に、
サービスの品質を上げることができる。


【ARAについて】
株式会社ARA技術(ARA Networks)は、韓国に拠点を置くITベンチャー企業。
インターネットソフトウェア及びハードウェアソリューションの分野で世界的に評価され、
中でもWebキャッシュの分野では、韓国においては実に42.9%が同社のキャッシュ・サーバ経由
となっており、圧倒的なシェアを誇っている。その他にも、中国、東南アジア、ベトナム、
トルコ、シンガポールなど各国に導入実績があり、ユーザーの裾野を世界中に広げている。

社名:株式会社ARA技術(ARA Networks)
本社所在地:韓国 大田市
代表者:Jai Hyuk, Lee(イ・ジェヒョク)
設立:1999年5月1日
資本金:4億円
事業内容:ソフトウェアの開発・販売・運用・コンサルティング、通信事業関連製品及び
機械装置の製造・販売
URL: (リンク »)


【PIOLINKについて】
株式会社パイオリンクは、アプリケーション・スイッチの専門ベンダーとして、ローエンドから
ハイエンドモデルまでをラインアップし、常に最先端のアプリケーション・スイッチを提供。
コスト・パフォーマンスに優れた同社の製品群は、北海道から九州・沖縄まで、日本全エリアで
の販売実績と24H365Dの保守サービス網を構築し、市役所・商工会議連合・村役場・大手都市
銀行・大手企業など、約350サイトの800台の導入実績を持っている。

社名:株式会社パイオリンク
本社所在地:韓国 ソウル市
代表者:Young C. Cho(チョ・ヨンチョル)
設立:2000年7月26日
資本金:2億4,000万円
事業内容:アプリケーション・トラフィック・マネジメント(ATM)機器の開発・製造・販売・
サービス
URL: (リンク »)


お問い合わせ先:
株式会社ARA技術(ARA Networks)日本支社  担当: 文(ムン)
住所:101-0013 東京都千代田区霞ヶ関3-3-2 新霞ヶ関ビル18F KIICA Tokyo内
TEL:03-5501-0731  FAX:03-5501-0732
E-mail:webmaster@aranetworks.com

株式会社パイオリンク 日本支社  担当: 中村
住所:160-0022 東京都新宿区新宿1-34-14 第2貝塚ビル3F
TEL:03-5367-2547  FAX:03-5367-2546
E-mail:sales@piolink.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]