LPI-Japan、授業用の「Linuxサーバー構築標準教科書」を開発・提供

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン

From: PR TIMES

2009-06-19 13:59

教育機関からのLinuxサーバー構築コースウェアのニーズに対応


Linux 技術者認定機関である 特定非営利活動法人(NPO)LPI-Japan(エルピーアイ
ジャパン、理事長:成井 弦 www.lpi.or.jp)は、教育機関向けに、Linuxサーバー
構築のための教科書「Linuxサーバー構築標準教科書」を開発し、6月22日より無償
で提供を開始することを発表しました。

 本教材「Linux サーバー構築標準教科書」(以下、本教材)は、多くの教育機関
からの要望に対応して、Linuxのサーバー構築技術を基礎から学習するための教材、
および学習環境の整備に向けて開発したものです。そして、Linux 技術者の育成に
貢献をするために、LPI-Japan から無償提供するものです。

 本教材の目的は、LPICレベル2の201試験および202試験の出題範囲に含まれる、
Linuxサーバー構築の知識を、実習を通して体系的に学習することにあります。
Linuxサーバーを構築した環境で、実際にWebにアクセスし、メールを送受信する
ことで、Linuxサーバーの動作原理のプロトコルの仕組みを理解することが
できます。(詳細は次頁のテキスト構成を参照)

 LPI-Japan は、Linux 技術者認定試験(LPIC)の実施を通じて、IT 技術者のスキル
アップに寄与し、国内ではLinux 技術者受験数12万人(2009年6月現在)を達成しており、
Linuxの技術力の認定試験では世界最大規模となります。本教材の提供により、さらに
Linux 技術者の育成と技術力向上、およびOSS環境の利用推進を支援していきます。

すでに、LPI-Japan では、昨年9月に、Linux 技術者の教育向けに「Linux 標準教科書」
を開発して提供しており、大変高い評価を得て、多くの方々に利用されています。現在
までに、ホームページからのダウンロードが約3万件を達成しています。主に、高校・
大学・専門学校・スクール、および社会人の個人のスキルアップと企業研修などに
おいて利用されています。本教材は市販のLPIC受験対策用の書籍とは異なり、Linuxの
知識を体系的に学習することに適した教材として評価をされ、非常に多数の方々に利用
されています。

 本教材は、その実績を元に2冊目の標準教科書として提供するものです。今回は、
初級者が利用できるLinux サーバー構築のテキストとして開発しました。

 本教材では、講師1名と受講生2名以上が存在する環境での利用を前提に構成して
います。実際に実習では、講師用のPC1台と受講生用のPC2台以上を使います。
OSは、CentOS バージョン5.2を利用します。

本教材の想定学習時間は12時間(6時間X 2日)です。高校・大学・専門学校などに
おけるLinux入門コースの授業コマ数としては、90分間X 8コマの授業分を想定し、
座学+実習形式での利用に適応した構成になっています。

本教材は、電子データのテキストで、LPI-Japan のホームページで公開します。
( (リンク ») )
公開にあたっては、本教材で定義されたライセンスの下で公開されます。
データはPDF 形式です。<合計:121頁>

 本教材は、最新の技術動向に対応するため、随時アップデートを行っていきます。
また、テキスト作成やアップデートについては、意見交換のメーリングリストと
Wikiサイトで、誰でもオープンに参加できます。
メーリングリストのURL は、次のとおりです。
(リンク »)
WikiサイトのURLは、次のとおりです。
(リンク »)

<テキストの構成>
1章 Linux のインストール準備と事前学習をする
2章 Linux のインストールと設定を行う
3章 ネットワークの設定と確認を行う
4章 DNSサーバーのインストールを行う
5章 Webサーバーのインストールを行う
6章 メールサーバのインストールを行う

♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯
<登録商標>
LINUX PROFESSIONAL INSTITUTE, 及びLPIロゴはLPI Inc.の登録商標です。
LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。
文中に記載されているその他すべての商標は、それぞれの所有者に所有権が属して
います。
♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯ ♯

             本リリースのお問い合わせ先
LPI-Japan事務局
TEL :03-3261-3660、FAX: 03-3261-3661
E-mail:info@lpi.or.jp
(リンク »)

==============================================================================
LPI およびLPI-Japan について
==============================================================================
LPI Inc.(リナックス・プロフェッショナル協会 本部:カナダ)は、特定のベンダー
に依存しない総合的かつ高品質の試験であるLinux 技術者認定試験(LPIC:Linux
Professional Institute Certification)を世界中で実施することにより、Linux
およびオープンソース技術についての必要不可欠なスキルの習得を促進し、認定する
国際的な組織です。LPI はLinux およびオープンソースの発展とIT 技術者の人材育成
を推進し、Linux 技術者認定の世界的なリーダーとして技術的発展に寄与しています。
LPIC の試験は7,000 箇所を超える世界中の試験会場で様々な言語で実施されており、
LPI の認定プログラムは5 大陸に広がる提携ネットワークによって運営されています。
特定非営利活動法人「LPI-Japan(エルピーアイ ジャパン)」は、日本におけるLPICの
普及・促進をはかるため、2000 年4 月に設立されました。
 現在、日本国内での総受験者数は12万人を超え、また、日本でのレベル1 、レベル2
およびレベル3 の認定者の総数は、4万人を超えています。

●LPI-Japan の概要( (リンク ») )
法人名:特定非営利活動法人 エルピーアイジャパン
業務内容:Linux の普及・推進、Linux 技術者認定試験の実施と認定
役員 理事長: 成井 弦
理 事: 池田 秀一、嘉村 健、鈴木 敦夫、鈴木 友峰
 高橋 千恵子、中野 正彦、丸茂 晴晃

●LPI-Japan プラチナ・スポンサー企業名(五十音順)
株式会社アイエスエフネット、NECソフト株式会社、株式会社ケンソフト、
株式会社コンピュータマネジメント、ターボリナックス株式会社、
ターボソリューション株式会社、日本SGI 株式会社、日本電気株式会社、
株式会社ピーエイ、株式会社日立製作所、富士通株式会社、
ミラクル・リナックス株式会社、株式会社リーディング・エッジ社、
リナックスアカデミー、株式会社リンク
以上15 社。(2009年6月現在)

●LPI-Japan アカデミック認定校名(加入順)
リナックスアカデミー、KEN IT Engineer SCHOOL、
株式会社日立システムアンドサービス、パナソニックIT カレッジ ビジカル、
有限会社ナレッジデザイン、株式会社コンピュータマネジメント、
アイティあっとスクール(株式会社アクセスネット)、
学校法人電子学園 日本電子専門学校、株式会社日立インフォメーションアカデミー、
プロネッツ教育研究所(株式会社プロフェッショナル・ネットワークス)、
パソコンスクール ISA、株式会社デジタル・ヒュージ・テクノロジー、
NECネッツエスアイ株式会社、学校法人麻生塾 麻生情報ビジネス専門学校、
ITスクールAxiZ、学校法人 日本コンピュータ学園 東北電子専門学校 、
学校法人片柳学園 日本工学院専門学校、インターネット・アカデミー、
NECラーニング、キャリアスクール・ソフトキャンパス、インディーフォルダ、
ナレッジITアカデミー(株式会社エレメント)、
JJS 東京ラーニングセンター(株式会社ジェイ・ジェイ・エス)、
株式会社ゼウス・エンタープライズ、CLINKS株式会社、
学校法人湘南ふれあい学園 総合電子専門学校、株式会社アメニクス、
ナガセキャリアセンター、ECCコンピュータ専門学校、国際電子ビジネス専門学校、
株式会社メガ・テクノロジー
以上31校。(2009年6月現在)

●LPI-Japan システム開発企業ビジネスパートナー企業名(加入順)
株式会社リンク [AT-LINK 専用サーバ・サービス]、
首都圏コンピュータ技術者株式会社、株式会社シーシーダブル、デル株式会社、
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社、VA Linux Systems Japan株式会社、
株式会社アルク、株式会社ホンダヱンジニアリング、
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社、
日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社トライアンフコーポレーション、
株式会社パソナテック、SRA OSS, Inc. 日本支社、マイクロテクノロジー株式会社、
メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム、ノベル株式会社、
ユニアデックス株式会社、株式会社テイクス、ジスクソフト株式会社、
株式会社イーツ、株式会社エムトラッド、クロス・テクノ・ワークス株式会社、
株式会社マリノ、
以上23社。(2009年6月現在)
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