PGI、x64+GPUプログラミングを簡素化する新しいPGI 9.0コンパイラを発表

STマイクロエレクトロニクス 2009年06月30日

From PR TIMES

GPU対応HPCシステム向けの
PGIアクセラレータFortranおよびCコンパイラ製品のロードマップを共有


STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)の完全子会社である
Portland Group(R)(以下PGI)は、Linux、Mac OS X、およびWindows向け高性能
並列化コンパイラと開発ツールであるPGI(R) Release 9.0ラインを発売すること
を発表しました。PGI Release 9.0は、NVIDIA社製CUDAに対応するGPUを内蔵した
x86-64プロセッサ・ベースのLinuxシステムで高性能なPGI Accelerator(TM)
プログラミング・モデルをサポートする初の製品です。

高性能コンピューティング(HPC)分野では、汎用アクセラレータとして
グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を使用する傾向が高まって
います。これまで、FortranアプリケーションからのGPUの使用は極めて限定的
でした。GPUアクセラレータを対象とする開発者は、x86-64ホストとGPU間の
データ移動を管理し、ホストからGPUに演算処理をオフロードするため、一連の
関数呼び出しを使用する詳細レベルでのCプログラミングが必要でした。PGI
Accelerator FortranおよびCコンパイラは、全体的なプログラム構造とデータを
自動的に分析し、アプリケーションをユーザの指示に基づいてマルチコア
x86-64 CPUとGPUの部分に分割します。さらに、最新GPUの並列コア、
ハードウェア・スレッディング機能、およびSIMDベクトル機能を自動的に
使用するため、ループ処理のマッピングの定義および生成を行います。

PGIのディレクタであるDouglas Milesは、次の様にコメントしています。
「PGI Release 9.0によって、科学および技術分野の専門家が、NVIDIA社製CUDA
対応のGPU上で汎用プログラミングを行うことが可能になります。エキスパート・
プログラマのみが、CUDAやOpenCLといったプログラミング・モデルにおいて、
ハードウェアの下位レベルの詳細を明確にすることにより、効率的なGPUコード
を作成できましたが、PGI Acceleratorのモデルでは、FortranやC言語を使用する
全てのプログラマが、マルチコアCPUのOpenMPプログラミングと同様の形態の
コンパイラ・ディレクティブを使用して、GPUのプログラムを段階的に最適化
することが可能です。」

全てのPGI Release 9.0ライセンスの保有者は、2009年末まで、拡張無料
プレビューとしてLinuxのPGI FortranおよびCコンパイラ内でPGI Accelerator
のプログラミング・モデルを使用できます。PGI Release 9.0のその他の新機能
には、複数のFortran 2003付加機能、SSE 4.1/4.2のサポートを含むIntel Xeon
EX(Nehalem)の最適化、6コアのAMD Opteron(Istanbul)のサポートと最適化、
C++でのOpenMP 3.0のフルサポート、PGDBG OpenMP/MPIデバッガの新しい
グラフィカル・インタフェース、PGPROF性能プロファイリング環境の拡張、
Fedora Core 10/11、SuSE 11.1、Ubuntu 9のサポートなどがあります。

PGIアクセラレータ・コンパイラ製品ラインの発表
PGIは、2009年第4四半期にリリース予定の新しいx64+GPUコンパイラおよび
ツール製品ラインの計画も発表しました。現在計画されている
「PGIワークステーション・アクセラレータ製品ライン」の機能は
以下の通りです。

・Linux、MacOS、およびWindows向けPGI Accelerator FortranおよびCコンパイラ
・PGI Acceleratorプログラミング・モデルでのGPUデバイス常駐データのサポート
・PGPROF(R)プロファイラを使用したx64+GPUアプリケーションのプロファイリング
・x64+GPUターゲットでのアプリケーション移植および最適化ガイドである拡張
 CCFF(コンパイラ・フィードバック)の生成

PGI Accelerator FortranおよびCプログラミングの詳細は、
以下URLでご覧頂けます。
(リンク »)
PGIアクセラレータv1.0の仕様は、以下URLでご覧頂けます。
(リンク »)

新しいPGI Release 9.0コンパイラの評価版は、PGIのホームページ
(リンク ») にて登録後、ダウンロード頂けます。

また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
(リンク »)

文中で言及しているすべての商標、商品名、サービス・マーク、およびロゴは、
それぞれの企業の所有物です。

Portland Groupについて
STマイクロエレクトロニクスの100%子会社であるPortland Group
(社名:The Portland Group, Inc. )は、ハイエンド・コンピューティング・
システムとx86プロセッサ・ベースのワークステーション、サーバ、クラスタ
向け高性能Fortran、C、C++コンパイラ/ツールを提供するトップクラスの
サプライヤです。PGI(R)コンパイラおよびツールは、海洋モデリング、気象予測、
地震解析、バイオインフォマティクスなど、複雑な現象のモデリングと
シミュレーションを行う技術計算分野である、高性能コンピューティング(HPC)
において幅広く使用されています。PGIコンパイラは、ソフトウェア・
プログラムを、コンピュータが理解できるバイナリ命令に変換するものであり、
幅広いアプリケーションやベンチマークにおいて世界トップクラスの性能を
実現していることから、HPCコミュニティにおける評価が高く、性能と信頼性に
関する業界標準として注目されています。Portland Group製品の詳細については、
(リンク ») をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品や
ソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、
他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、
幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、
大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し
世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、
市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目
を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所
(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: (リンク »)
STグループ(英語): (リンク »)

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