Yahoo!リサーチ 「インビジブル・ファミリーに関する調査(第2回)」を実施

ヤフーバリューインサイト株式会社

From: PR TIMES

2009-09-10 12:59

親と近居の子世帯への「外食費負担」がより顕著に。
いずれの居住形態も、親への精神的寄り添いが拡大傾向。
特に同居で顕著

(リンク »)
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<調査結果トピックス>
・「ランドセル」「学習机」は親、「ベビーカー」「チャイルド
シート」は子世帯負担
・親のサポート:近居への「外食費負担」6割とより顕著に。
食料品・日用品サポートは拡大傾向
・今後親としたいこと:旅行・レジャーなどの非日常イベントは
変わらず、遠居>近居>同居の傾向。
外食・買い物など日常的な消費の意向はいずれも昨年よりも低
下傾向
・精神面での親への寄り添いが全体的に拡大傾向。特に同居で顕著


Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社
(本社/東京都中野区、代表取締役社長/田部 信)は、「インビジ
ブル・ファミリーに関する調査(第2回)」を2009年8月21日~8月
23日、自社調査専用パネルを対象に実施しました。

近年、近距離に居住しながら、経済的・精神的に支え合う「イン
ビジブル・ファミリー」という家族形態が増えていると言われて
います。この見えざる家族の特徴的な消費行動が、新たなニーズ
を生みつつあることから注目を集めています。

Yahoo!リサーチでは、昨年の第1回調査に引き続き、インビジブ
ル・ファミリーを形成する重要な要素の1つである「近居」を切
り口に、子世帯に焦点を当て、同居・遠居世帯との比較から、
消費活動を中心に実態を探る調査を実施しました。

※調査対象者は、12歳以下の子供を持つ世帯の20~59歳の既婚女
性。予備調査の結果を考慮し、親世帯との居住距離を基準に、近
居(1~2時間以内)400S、同居200S、遠居(2時間以上)200Sの割付
にて実施。


【1】子供に関するものの費用負担
■「ランドセル」「学習机」は親、
「ベビーカー」「チャイルドシート」は子世帯負担
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
「ランドセル」「学習机」といった学習用品は同居・近居・遠
居いずれも親メインで負担、「ベビーカー」「チャイルドシー
ト」といった育児向け用品は自分達メインで負担という傾向で
す。また、遠居ではいずれの商品も同居・近居に比べて高い傾向
が見られます。全体的な傾向、スコアとも昨年の調査から大きな
変化は見られませんでした。


【2】親がしてくれている/してくれたこと
■近居に対する「外食費負担」は6割とより顕著に。
食料品・日用品サポートは昨年から拡大傾向
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
近居では「外食に行った際には必ず親が会計をしてくれる」が
57%と、前回と同様、同居・遠居を大きく上回る傾向が見られま
す。そして、同居・遠居のスコアが前回よりも10ポイントほど低
下しているため、その傾向がさらに顕著になっています。
「食料品や日用品を送ってくれる」「雛人形や五月人形などを
購入してくれた」では昨年から引き続き、同居と比べて近居・遠
居が著しく高く、距離の離れたコミュニケーションの一つの方法
として用いられている様子です。また、特に「食料品や日用品を
送ってくれる」では、昨年と比較して近居と遠居のスコアが10ポ
イントほど伸び、その傾向がより顕著となっています。


【3】今後、親としたいこと
■旅行・レジャーなどの非日常イベントは変わらず、
遠居>近居>同居の傾向。
外食・買い物など日常的な消費の意向はいずれも前回よりも低
下傾向
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
同居・近居・遠居いずれも「外食」「旅行」が高く、「外食」
では近居が57%と同居・遠居よりも若干スコアが高めでした。
「外食」の近居のスコアは10ポイントほど低下していますが、近
居が同居や遠居を上回る傾向は前回と変わりません。
「旅行」「遊園地などのレジャー」などの日常を多少超えたイ
ベントでは昨年と同様、遠居>近居>同居と親との距離が遠いほ
どスコアが高い傾向でした。特に「遊園地などのレジャー」は近
居で昨年5位(33%)から今年3位(39%)と、順位・スコアともに上
昇しています。
一方、「外食」「スーパーなどへ日常的な買い物」「デパート
などへの買い物」など日常的な消費に関わる項目では、近居を中
心に同居・遠居いずれも、前回から10ポイントほどスコアが下が
っており、「旅行」「遊園地などのレジャー」などの日常を多
少超えたイベントよりも低下の傾向が著しくなっています。


【4】親に対する気持ち
■精神面の余裕や安心感など親への寄り添いが全体的に拡大。
特に同居で顕著
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
まずは、昨年と比較して、ほとんどすべての項目で、全体的に
スコアが増加しました。特に親との距離が最も近い同居でその傾
向が顕著に現れました。
「子供の面倒を見てくれるため、気持ちに余裕が持てる」「何
かあった時には助けてもらえる安心感がある」といった精神的な
余裕や安心感では、昨年から引き続き、同居>近居>遠居と親と
の距離が近い順にスコアが高い傾向でした。さらに「子供の教育
やしつけについてもっとも相談する相手」でも、昨年の遠居>近
居>同居という順序から同居>近居>遠居に逆転しており、特に
親と最も距離が近い同居で、親への寄り添いが高まる傾向が目立
ち、興味深い結果となりました。


■本リリースのURL
(リンク »)

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<調査概要>
・調査目的 :インビジブル・ファミリーの消費行動と意識を探
       り、マーケティング戦略の一助とする
・調査方法 :インターネットウェブ定量調査
・対象条件 :全国在住の12歳以下の子供を持つ20歳~59歳の
       既婚女性
・対象割付 :同居200S/近居400S
       (1時間以内350S、2時間以内50S)/遠居200S
・実査時期 :2009年8月21日(金)~8月23日(日)

<調査項目一覧>
・子供に関するものの費用負担
・親がしてくれている/してくれたこと
・今後、親としたいこと
・親に対する気持ち など

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<関連調査>

「インビジブル・ファミリー(第1回)」 に関する調査
(2008年10月8日 )
(リンク »)
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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、
企業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使
命です。
ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサーチ
のリーディングカンパニーとして、国内最大級かつ高品質な調査
パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、
豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブラ
ンド共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充
実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動向
の活用、そしてマーケティングテクノロジーの研究・開発を続
け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。


会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
         (リンク »)
所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
        ・生活者情報データ・コンテンツ事業
         [C-NEWS] (リンク »)         
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会
        ・日本消費者行動研究学会(JACS)
        ・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)


本件に関するお問い合わせ
─────────────────────────────
ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報

お問い合わせフォーム:
(リンク »)
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969

【引用・転載時のクレジット表記について】
本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジット/調査
概要を明記いただけますようお願いします。
例)「Yahoo!リサーチ調べ /
  全国○~○歳の男女○名、2009年○月○日~○月○日実施」
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