Yahoo!リサーチ 、「倫理・価値観に関する調査」を実施

ヤフーバリューインサイト株式会社

From: PR TIMES

2009-10-27 13:19

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著名人の名言や企業の原理・原則:
“自分は実践しているが、社会での浸透度はいまひとつ・・・”

「電通鬼十則」「松下幸之助氏の格言」はマネジメント層ほど、実践の自負あり

(リンク »)

調査期間: 2009年10月15日~17日/インターネットウェブ定量調査により、
全国の20~60代男女1,000人を対象に実施 
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<調査結果トピックス>

・ 著名な経営者や偉人の名言:“自分は実践しているのに、社会での浸透度
はいまひとつ・・・”
・ 女性は大事なことを優先的に、男性は網羅的に実践したい傾向。男性は社
会にも厳しい評価
・ マネジメントに近い立場ほど、「電通鬼十則」「松下幸之助氏の格言」実
践の自負あり
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 Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京
都中野区、代表取締役社長/田部 信)では、「倫理・価値観」に関する調査
を、自社調査専用パネルを対象に実施しました。
 仕事に対する姿勢や人との関わり方など、人は様々な価値観や倫理の上に
生活を営んでいます。国内外の著名な経営者や偉人などの名言や企業の原
理・原則などをもとに、「自分自身の実践度」と「社会における浸透度・実
行度」を確認しました。現状を反映する一指標として毎年実施し、経年変化
を捉える考えです(今回は第1回)。

◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇

〔1〕著名な経営者や偉人の名言:“自分は実践しているのに、社会での浸透
度はいまひとつ・・・”
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 仕事への姿勢や人との関わり方などに関する著名な名言・格言を提示し、そ
の内容に対する『自分自身の実践度』と『社会における浸透・実行度』を確認
しました。まず、すべての項目において個人実践度より社会浸透度のほうがス
コアが低く、全体的に“自分は実践しているのに、社会はいまひとつ”とい
う、社会に対して厳しい評価の傾向が見られました。特に、「23:自由は責任
ある個人だけが主張できる」や「10:ありがとうという言葉はポケットにし
まってはいけない」でその傾向が目立ちました。しかし、「7:人と力を合わ
せると不可能も可能に・・・」「9:やさしい言葉はずっと心にこだまする」
などの人とのコミュニケーションや感謝・協力に関する項目は、社会浸透度も
比較的高い結果でした。


〔2〕女性は大事なことを優先的に、男性は網羅的に実践したい傾向。男性は
社会にも厳しい評価
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 男女の比較では、男性よりも女性のほうが項目ごとの、特に個人実践度に散
らばりが見られ、「10:ありがとうという言葉をポケットにしまってはいけな
い」「9:やさしい言葉はずっと心にこだまする」などの人とのコミュニケー
ションや協力・感謝に関する項目や「4:疑問を抱くことは、人を賢明にさせ
る」「5:幸せは自分で作るもの・・・」などの努力・ベストを尽くすことに
関する項目はスコアが高いものの、社会奉仕・貢献に関する項目では全般的に
低いといった自己評価をしています。女性は、大事なこととそうでないことを
区別し、意識的に実践しているように見えます。
 一方男性は、まんべんなく意識・実行しているからか、論理的と言われる男
性ならではのそうであるべきという社会規範に縛られているからか、ほとんど
の項目の個人実践度が同程度の評価に固まっています。
 また、男性のほうが女性よりも社会浸透度の評価が全体的に若干低く、社会
に厳しい評価をしています。なかでも特に、「23:自由は責任ある個人だけが
主張できる」や「19:1つしかない人生を社会のために役立てよう」などの社
会浸透度が特に低いと考えている様子です。


〔3〕マネジメントに近い立場ほど、「電通鬼十則」「松下幸之助氏の格言」
実践の自負あり
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
 次に、株式会社電通の元社長、吉田秀雄氏が社員に示した「電通鬼十則」や
パナソニック株式会社の創業者、松下幸之助氏が松下政経塾で塾生に示した
「五誓」の一部および著書『道をひらく』にある格言について同様に、個人実
践度と社会浸透度を確認し、会社経営者や役員、管理職、自営業などのマネジ
メントにより近い立場の人(以下、マネジメント層)と、管理職以外の会社員や
パート・アルバイトの人(以下、一般層)の評価を比較しました。
 まず、多くの項目で、一般層よりもマネジメント層のほうが個人実践度のス
コアが高い傾向が見られます。特に「1:仕事は自ら創るべきで、与えられる
べきでない」の差が目立ちました。また、絶対値は他より低いものの、「6:
周囲を引きずり回せ・・・」「3:大きな仕事と取り組め・・・」や「5:取り
組んだら放すな・・・」「10:摩擦を怖れるな・・・」などの仕事への執着心
や熱意、突破力を示す項目での差も顕著です。社会浸透度には特に大きな違い
は見られませんでした。
 一般層では、個人で実践できているものとそうでないものに開きがあり、
「12:いかなる人材が集うとも、和がなければ成果は得られない・・・」
「15:・・・平凡と思われることもおろそかにしない・・・」などは、比較的
個人実践度が高く、社会への評価も高めです。しかしながら、前述の「3・5・
6・10」や「4:難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げる・・・」「9:頭
は常に全回転、八方に気を配って・・・」などでは、マネジメント層との差も
大きく且つ個人実践度も低い結果となっており、他項目よりも自信のない様子
が伝わってくる結果となりました。

※各項目の詳細および引用元は下記URLよりご確認下さい。
(リンク »)


<調査概要>
◇調査目的 :国内外の著名な経営者や偉人、企業などの仕事や人との関わ
        り方などに関する名言や原理・原則に対する「個人実践度」
        と「社会浸透度・実行度」を現状を反映する一指標として把
        握する
◇調査方法 :インターネットウェブ定量調査
◇調査対象者 :全国20~60代男女1000人
◇割付    :全国8地域(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、
        九州)性年代10歳刻み人口動態割付
◇調査期間 : 2009年10月15日(木)~10月17日(土)
◇調査機関 :ヤフーバリューインサイト株式会社
◇設問項目 :下記項目を調査
         ・18世紀米国の政治家ベンジャミン・フランクリンの「フ
          ランクリン13徳」に対する個人実践度と社会浸透・実行度
         ・株式会社電通元社長、吉田秀雄氏が社員に示した「電通鬼
          十則」に対する個人実践度と社会浸透・実行度
         ・パナソニック株式会社の創業者、松下幸之助氏設立の松
          下政経塾で塾生に示した「五誓」の一部および著書「道
          をひらく」に記載されている格言の一部に対する個人実
          践度と社会浸透・実行度 
         ・仕事や生活における価値観・意識

※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
(リンク »)


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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に
貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューイ
ンサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとし
て、国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチか
ら従来型手法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド共同運営
を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおける
ノウハウやインターネット利用動向の活用、そしてマーケティングテクノロジ
ーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。


会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
         (リンク »)
所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会
        ・日本消費者行動研究学会(JACS)
        ・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)


本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報

お問い合わせフォーム:
(リンク »)
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969

【引用・転載時のクレジット表記について】
本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジット/調査
概要を明記いただけますようお願いします。

例)「 Yahoo!リサーチ調べ / 全国○~○歳の男女○名、
   2009年○月○日~○月○日実施
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