【SolidWorks】プレスリリース BetaLED、グリーンな設計の価値をSolidWorks Sustainabilityソフトウェアで輝かせる

ソリッドワークス・ジャパン株式会社

From: PR TIMES

2010-05-07 12:10

本プレスリリースは、2010年3月29日、マサチューセッツ州コンコードにて発表された記事の翻訳版です。

2010年3月29日、マサチューセッツ州コンコード発 - ハイブリッドカーのような環境に優しい製品を選ぶことはもちろん地球環境保護に貢献しますが、本当の環境への配慮は製品の設計段階で生まれます。 それはたとえば、Ruud Lighting, Inc.の BetaLED 事業部のように、持続可能性に対して大きな影響を及ぼす次のような決断をすることです:

この製品にどの材料を使用すべきか?
材料はどこから来るものか?
材料は再利用やリサイクルができるか?
最終製品はどれだけのエネルギーを消費するか?

このような決断の環境に及ぼす影響は、製造される製品が数千、数百万、数十億になれば膨大なものになります。

「私達の仕事は、経済性と持続可能性を両立した照明用製品を作ることです。」Ruud Lightingの事業部であるBetaLEDのエンジニアリング マネージャBrian Kinnune氏はこのように語っています。「SolidWorks(R) Sustainability ソフトウェア は私達の達成結果を文書化し、さらにグリーンな製品を開発していくのに役立っています。これは当社のビジネスにとって良いだけでなく、地球にとっても良いことです。」

ウィスコンシン州スターテバントにあるBetaLEDは、このソフトウェアを使って同社の商用屋外用照明システムBetaLED(R) 304 Series の環境および性能上の特長を文書化しました。この製品は二酸化炭素排出エネルギーの使用が従来のメタルハライドランプの半分であり、しかも優れた照度を実現しています。この製品はその製品寿命においてカーボン フットプリント、酸性雨の原因となる大気の酸性汚染、藻類汚染の原因となる水質汚染を60%削減します。

SolidWorks Sustainabilityソフトウェアでは直感的なダッシュボードにより、設計データの予想されるカーボン フットプリント、大気および水に対する影響、エネルギー消費量を詳細に表示します。設計される製品全体の環境への影響を、その環境ライフサイクル全体に渡って合算します。
BetaLED の部品はすべて再生可能または生分解性であり、RoHSに準拠しています。 1)実際に、 BetaLED は水銀を含まない製品を製造することにより RoHS の要求仕様を超える製品を提供しています。 同社の照明製品は光汚染を抑えるための IESNA および Dark Sky 標準にも準拠しています。そして製品寿命は連続使用で11.5 年、1日12時間使用で 23 年と、従来の照明の2倍以上です 。すぐれたエネルギー効率とこの長寿命により、LEDは環境的にも経済的にも賢い投資であると言えます。
BetaLEDは100 LPW(ワットあたりのルーメン数)の壁を打破 することによりLED照明の業界標準を新たに確立しました。このブレイクスルーにより、エネルギー消費を70%も削減することができ、ユーザーがディマー オプションを使えばさらなる削減が可能です。

グリーンな製品への需要
照明機器業界のメーカーや大手商用顧客はますますエコフレンドリーな製品を求めています。たとえば、ロサンゼルスでは5年間で209,000 の照明交換を目標とした過去最大 のLED照明プロジェクトに取り組んでいます。 同市の街灯局によれば、このプロジェクトはエネルギーおよび保守コストの削減でその費用をまかなうことができ、毎年二酸化炭素を40,500 トン削減することができるということです。

多くの照明機器ユーザー同様、ロサンゼルス市もIESNAやRoHS等の厳しい規制や業界標準を適用しています。プロジェクトの現在のフェーズのサプライヤであるBetaLEDは、一貫してこれらの規格を遵守しています。

グリーンな製品を求める傾向は、コンシューマ レベルで最も顕著でしょう。不景気にもかかわらず消費者3人に1人は環境に配慮した製品を選択し、米国人のうち10人に7人は企業の環境保護対策に絶えず注目しています。 2)グリーンな製品を設計し、その特長を文書化することはこの市場ニーズに応えるものです。

「設計チーム、開発チームは地球の運命に重要な役割を果たしているのです。」Dassault Systemes SolidWorks CorpのSimulation製品管理マネージャ、Kishore Boyalakuntlaはこのように語っています。「私達の目標は、その力をビジネスにも効果があるよう発揮してもらうことです。SolidWorks Sustainabilityソフトウェアは持続可能かつ経済的な設計に対するアクセスしやすさ、信頼性、簡潔性を実現します。

その他SolidWorksのメリット
BetaLED事業部ではすべての新規設計にSolidWorksを使用することで標準化しています。設計チームは複数のSolidWorksライセンスを使用し、SolidWorks Simulation を使った構造解析やSolidWorks Flow Simulation を使った熱流体の解析も行っています。これらの製品を組み合わせることにより、Kinnune および彼の設計チームはLEDの性能と寿命を最大化するヒートシンクの設計に役立てています。「これらの製品と、3Dプリンタによる社内の迅速な物理試作と、優れたサプライヤ グループを活用することにより、設計サイクルおよび市場投入までの期間を過去数年間で60-70パーセント短縮することができた」、とKinnuneは述べています。

SolidWorks SustainabilityソフトウェアはDassault Systemes SolidWorks Corp.の持続可能性設計技術を使用した2つの製品のうちの1つです。SolidWorks SustainabilityXpress はすべてのSolidWorksライセンスに含まれ、ユーザーは任意の部品の環境への影響を即座に確認できます。

1) The European Union’s Restriction of Hazardous Substances Directive (リンク »)

2) 出典:The 2009 Cone Environmental Survey (リンク »)

■Ruud Lighting, Inc.について
1982年の設立以来、Ruud Lighting の各カンパニーおよび事業部は住宅用、商用、産業用照明アプリケーション向けの様々なチャネルを通じ、幅広い製品を開発、製造、販売してきました。Ruud Lightingの製品は、米国外ではRuud Lighting Europe(イタリア、フィレンツェ)、ならびに Ruud Lighting Canada(カナダ、トロント)が販売しています。その他販売提携パートナーがオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、中東に存在します。

■BetaLEDについて
BetaLEDはLED技術の一般照明用への使用拡大に対応し、開発リソースを投入するために設立されました。Ruud Lightingの事業部であるBetaLEDは、屋外照明アプリケーション向けの高品質な規格に準拠した製品を照明市場に提供しています。屋外LED照明についての詳しい情報は、www.BetaLED.comをご覧ください。

■Dassault Systemes SolidWorks Corp.について
Dassault Systemes SolidWorks Corp.はDassault Systemes S.A.の子会社であり、3次元ソリューションで世界をリードしています。同社は設計、解析、製品データ管理、文書化用ソフトウェアの開発および販売を行っています。同社は3次元CADソフトウェアの主要なサプライヤであり、製品設計チームがより良い製品を開発するための直感的かつ高性能なソフトウェアを提供しています。最新のニュース、情報、オンラインデモンストレーションについては同社のWeb サイト( (リンク ») )をご覧になるか、お電話で1-800-693-9000 (北米以外からの場合は+1-978-371-5000)までお問い合わせください。

■ソリッドワークス・ジャパン株式会社について
(米) Dassault Systemes SolidWorks社の3次元CADソフトウェア 『SolidWorks』製品群及び3DVIA製品 等の日本市場における販売・マーケティング、サポート及びパートナー開拓・技術支援を実施。国内主要な製造業を網羅しており、特に設備・装置・機械全般で35%、精密・医療・電子機器・エレクトロニクス全般で35%、それ以外に金型・加工、自動車関連、プロダクトデザイン等に採用されている。現在は単なるモデリングツールではなく、設計を支援するツールとして使い勝手のさらなる追及と設計検証、データ管理・運用等への展開のためのマルチプロダクト戦略で優位性を確保し市場を開拓。設立1998 年 12 月 17 日、従業員数80名(2009年1月1日現在)。日本国内では、2009年末で累計97,600ライセンス出荷済み(教育機関を含む)。

CATIA、DELMIA、ENOVIA、SIMULIA、SolidWorks、3D ContentCentral、3DVIAはDassault Systemesまたは米国その他の子会社の登録商標です。その他のブランド名または製品名は各所有者の商標です。Copyright (C) 2010 Dassault Systemes SolidWorks Corp.

Dassault Systemes SolidWorks Corp.プレス連絡先:

Nancy Buchino
Dassault Systemes SolidWorks Corp.
978-318-5262
Nancy.Buchino@3ds.com
www.solidworks.com
Darby Johnson
Beaupre & Co. Public Relations
603-559-5809
djohnson@beaupre.com
www.beaupre.com


-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■本件に対する報道関係者からのお問い合わせ先
ソリッドワークス・ジャパン株式会社
担当:マーケティング部・部長代理 金谷 道雄(かなやみちお)
E-Mail: kanaya@solidworks.co.jp
〒108-0022 東京都港区海岸3-18-1 ピアシティ芝浦ビル
TEL: 03-5442-4005 / FAX: 03-5442-6256 (代)  (リンク »)

関連URL: (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]