調査は主に、「家族は、患者本人の悩みをどの程度把握しているか」「患者の悩みとは別に、家族ならではの悩みはあるか」の2テーマで行われた。
その結果によると、「告知直後」でも「現在」でも、患者の悩む状態を家族はおおむね把握しているが、「不安など心の問題」をやや過大視し、「就労・経済的負担」の悩みを過小に見ていることがわかった。なお、女性患者の1割が「医療者との関係=最大の悩み」とすることは、ほとんど認識されていない模様。
「患者の悩みとは別の、患者家族ならではの悩み」を8割が抱えている。「事実を隠して接する苦痛」「告知の是非」などが多いが、「罪悪感との葛藤」や「家族間の摩擦」なども少なくない。家族ならではの悩みを、誰かに打ち明ける人は4割にとどまる。「相談したくてもできない」のではなく「相談したくない」という人が多い。
【調査結果の概要】
1.「告知直後」でも「現在」でも、患者本人が悩む状態を、家族はおおむね把握している。ただし、「不安など心の問題」をやや過大視し、「就労・経済的負担」の悩みを過小に見る傾向がある。
2.患者の相談相手や相談の効果を、家族はおおむね把握している。相談の程度については、「多少は悩みを相談してくれたが、本当は他にも悩みがあるのでは」とあまり自信を持っていない。
3.女性患者の1割が「医療者との関係」が「最大の悩み」化している(別報告書)ことは、同じ女性も含め、家族からはほとんど認識されていない。
4.治療内容別に「手術<薬物療法<放射線」の順で悩む患者が少ないことは、家族も同じ認識であった。
5.患者の悩みとは別に「家族ならではの悩み」を8割が抱えている。 「事実を隠して接する苦痛」「告知是非」「治療方針や医療機関選択の迷い」などが多いが、「早く死んでと願うことへの罪悪感」や「家庭事情による族間摩擦」など、いかにも人に言えぬ悩みも少なくない。
6.「家族ならではの悩み」を、誰かに打ち明ける人は4割にとどまる。「相談したくてもできない」のではなく「相談したくない」という人が多い。相談相手は、「別の家族」と「友人・知人」が多い。
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