調査は主に、「がん患者の悩みと相談状況を、どう想像するか」「自身や家族が、がんになる確率をどう予想するか」の2テーマで行われた。
その結果によると、患者が悩む状態を「家族」はおおむね把握していた(別報告書)のに対して、「近親経験者」と「未経験者」の想像は、いずれも「患者」の1.5倍くらい内容が多岐にふくらんだ。すなわち、悩みの想像・理解においては「家族か否か」で一線が引かれることがわかった。
一方、自身が生涯のうちがんにかかる確率の予想平均値は「40%」であった。最近、「2人に1人はがんにかかる」と言われることが多くなっているためだろうか、「50%」と考える人が突出して多い。ただし50%を超える確率で積極的覚悟をする人は、「近親経験者」で2割、「未経験者」で1割と少ない。
大変興味深いのは、この罹患確率予想値は、年代が高いほどむしろ数字が下がることであった(歳をとるほどがんに関しては楽観的になる)。また、「近親経験者」で2割、「未経験者」で1割の人が、がん相当の病気にかかった時を想定して誰かに相談をした経験を持っていた。
■調査結果の概要
1.患者が悩む状態を「家族」はおおむね把握していたが(別報告書)、「近親経験者」と「未経験者」の想像は、いずれも「患者」の1.5倍くらい内容が多岐にふくらんだ。すなわち、悩みの想像力においては「家族か否か」で一線が引かれることがわかった。
2.「もし自分ががんになっても、誰にも相談をしない」と予想する人が2割程度。理由は、「周囲に気苦労・負担・心配をかけたくない」が圧倒的に多く、次いで「相談しても解決しない」「どうせ死ぬ/先は長くない」であった。
3.男性の少なくとも20%が、「誰かに相談するつもりだったが、いざ自分ががんと診断されたら、誰にも相談できない/しない」ことになる可能性があり、その可能性は年代が上の方が高い。
4.自身が生涯のうちがんにかかる確率の予想平均値は「40%」であった。最近、「2人に1人はがんにかかる」と言われることが多くなっているためだろうか、「50%」と考える人が突出して多い。ただし50%を超える確率で積極的覚悟をする人は、「近親経験者」で2割、「未経験者」で1割と少ない。この罹患確率予想値は、年代が高いほどむしろ数字が下がることがわかった(歳をとるほどがんに関しては楽観的になる)。
5.自身の「5年内罹患確率」予想値は、「近親経験者」21%、「未経験者」17%であった。一方で、家族の「5年内罹患確率」予想値は、それぞれ、ちょうど自身罹患確率の5ポイント増しであった。
6.「近親経験者」で2割、「未経験者」で1割の人が、がん相当の病気にかかった時を想定して誰かに相談をした経験を持つ。
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