BSIジャパン、古河電気工業株式会社へUKAS認定、JIPDEC認定事業継続管理「BS25999」を認証登録

BSIグループジャパン株式会社

From: PR TIMES

2011-02-22 15:54

BSIジャパン、古河電気工業株式会社へUKAS(*1)認定、
JIPDEC(*2)認定事業継続管理「BS25999」を認証登録

- 重要社会インフラの役割を担う光半導体デバイス
事業への取り組みを事業継続管理へ -

 BSIグループジャパン株式会社(代表取締役社長 竹尾直章、以下 BSIジャパン)は
古河電気工業株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 吉田政雄氏、以下古河電工)
の「光半導体デバイス事業」を範囲として、事業継続管理の事実上の国際標準ともいえる
事業継続管理規格BS25999(*3)を認証登録しました。

 古河電工の創業は1884年まで遡り、同社は培ってきた「素材力」を核として、多彩な
最先端の技術を駆使し、国内外の幅広い分野で社会貢献を果たされています。グローバル
に展開する同社の事業のひとつにあって、電気通信事業者向けの光半導体デバイスや光
ファイバーケーブル、電力会社向けの電力ケーブルなど、企業や消費者の日常生活へ直接
的な影響を及ぼす重要な社会インフラの基礎となる製品を提供しています。

 今回は古河電工の光半導体デバイス事業部門が先陣をきってBS25999の認証を取得され
ました。光半導体デバイスは通信機器、中継装置などに使用される主要な製品で、古河
電工は国内外の通信機メーカー及び通信事業者にこれらの製品を提供しています。古河
電工は通信システムを構築するサプライチェーン全体の中での中枢を果たす組織として
事業の継続性を強く求められており、この度のBS25999による認証の取得は、同社が自然
災害の発生といった非常事態への適応力が高いことを証明することとなります。古河電工
は、今後も事業継続において顧客の要求に応え、企業価値を高めていくとしています。

【BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長竹尾直章からのコメント】
 BS25999の認証取得おめでとうございます。通信事業者、通信機器メーカーを顧客に
持つ古河電工社にとっては、主要なサービスの一つである光半導体デバイス事業部門での
認証取得は事業継続性についてステークホルダーに対し大きな信頼と安心を提供すること
ができるものでしょう。
 BS25999は全世界で130以上の組織で認証が取得されているグローバルスタンダードで
す。海外の顧客に対しても事業の中断に対する主要な製品供給の継続性に関する仕組みを
構築し、またこの仕組みが日々改善をされていることを示すことは、顧客からの高い信頼
へつながっていきます。同社の事業継続に関する、設備復旧の手順に関して、写真、図な
どが多く取り入れられ、これが活用されていること、またクリーンルーム施設からの避難
確認方法が確立されていることなどは審査員から評価されている部分のひとつです。今後
も引き続きトップのリーダーシップによって事業継続マネジメントシステムが継続的に
改善されていくことを期待します。

*1:UKAS とは英国の認定機関、英国認証機関認定審議会(United Kingdom
Accreditation Service)を指します。認定機関とは、マネジメントシステム審査登録
機関、製品認証機関などに対し、国際基準・指針に基づき認定審査を行う機関です。

*2:JIPDEC:財団法人日本情報処理開発協会について
JIPDECは公益法人として中立的な立場から情報処理産業の開発、振興により情報化の
発展を図ることで、経済産業省をはじめとする国の情報化政策と連携し、日本経済の発展
に寄与することを目的に設立された財団法人であり、ISMS(情報セキュリティマネジメ
ントシステム)適合性評価制度、プライバシーマーク制度の運用などを含んだ様々な事業
を行っています。

*3:事業継続管理(マネジメントシステム)規格 BS25999について
BS25999は、組織が災害、疫病などによってこうむる事業中断の影響を最小限に抑え、
事業継続上の脅威に対処する能力を明示するための規格です。事業継続管理の基礎を築く
ことで、組織がたとえ極めて困難かつ予期せぬ状況下にあっても、従業員を守り、レピュ
テーションを失わず、ビジネスライセンスを維持しながら、事業継続を可能にすることを
目的にBS25999規格は作成されました。BSIでは欧州、アジアを含め全世界で既に130
以上の組織に認証を発行しています。同規格は製造業、IT、金融、流通、公共サービス
など幅広い業種で認証取得されています。BS25999の認証取得により、自身の組織の事業
継続マネジメントに対する取り組みが、認証規格の要求事項に適合し、事業継続管理
(BCM)を実践していることを外部にアピールすることができます。

BSI(British Standards Institution)について
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で最も古い
歴史を持つ国家規格協会。1929年に英国王室の認可(Royal Charter)を受け1942年
にはBS規格(British Standard 規格:英国国家規格)を策定・発行する英国唯一の
機関として英国政府より認可される。現在世界100カ国以上でISOを中心としたマネ
ジメントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービスを提供し、ISOの
認証件数は6万件を超える実績を誇る。ISO9001(品質マネジメントシステム)、
ISO14001(環境マネジメントシステム)、 ISO/IEC 27001 (情報セキュリティマネ
ジメントシステム)を始め多くのBS(British Standard)規格がISO規格の原案と
して採用されており、その実績は世界随一を誇る。BSI グループジャパンはBSIの
日本法人である。
URL: (リンク »)

■お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL:  03-6890-1174
FAX:  03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]