EnergyLiteマイコンと1チップ・モータ制御ICが、Elektronik誌の2010年最優秀製品の上位に選出

STマイクロエレクトロニクス

From: PR TIMES

2011-03-30 09:45

エレクトロニクス分野における多種多様なアプリケーションに半導体を提供する
世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)
は、ドイツの大手エレクトロニクス業界誌Elektronikの読者投票により、業界初
のARM(R) Cortex(TM)-M3ベースの超低消費電力マイクロコントローラ(以下マイコン)
STM32Lシリーズと、完全なモータ制御システムを1チップで実現するdSPIN(TM)
が、各部門において年間最優秀製品の第2位に選ばれたことを発表しました。

STM32Lは、アクティブ部品部門で首位を争いました。STM32Lシリーズは、ST独自
の低リーク・プロセス技術(130nm)と最適化された省電力アーキテクチャを組
み合わせ、業界最高の省エネ性能を実現します。また、設計者による性能・機能・
バッテリ寿命の最適化と、エコ設計規格といった効率基準への準拠を可能にする、
STの超低消費電力製品プラットフォームEnergyLite(TM)を採用しています。

dSPIN(L6470)は、オートメーション部門で第2位の合計票数を獲得しました。
STの先進的なBCD製造プロセスで製造されるこのSoCは、ステッパ・モータの制御
に必要な全てのデジタル演算回路、アナログ計測回路、およびパワーMOSFETを
集積しています。モータ制御の演算機能がハードウェアに搭載されているため、
dSPINを制御するマイコンは、加速、減速、速度および目標位置の命令を送信
するだけで良く、ソフトウェア設計が簡略化されます。この製品コンセプトによ
り、特別なハードウェアとソフトウェアの設計作業が不要になり、部品点数と
プリント基板面積が低減され、製品開発期間を短縮できます。

Elektronik誌の読者13,000人が、アクティブ部品、エンジニアリング・ソフト
ウェア、オートメーション、オプト・エレクトロニクス、センサ、電源、計測・
テスト、エレクトロ・メカニクス、組込み設計およびパッシブ部品の10部門に
関し、2010年に最も注目した製品の投票を行いました。受賞者は、2011年3月
17日にミュンヘン(ドイツ)で開催された授賞式で発表されました。

dSPINはSTマイクロエレクトロニクスの商標です。その他の全ての商標は、
各所有者の財産です。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体ソリ
ューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力と
設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦
略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2010年の売上は103.5億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: (リンク »)
STグループ(英語): (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]