多くのベストセラーを生み出してきた馳星周小説には、人生そのものに勝負を挑んでいる人物が多く登場しています。そんな“馳ワールド”と眠眠打破の“頑張る人の勝負時間を応援する”というブランドメッセージがあいまって、今回の企画が実現しました。
馳氏自身も自分を奮い立たせながら、創作という孤独な勝負時間に立ち向かうプロの一人。
「自分にとって勝負時間とは、小説を書いているときです。1日の執筆時間は5時間と決めているけど、書いてるうちに波が高まってくるときがある。いつそれがくるか自分ではコントロールできず、書いては消しを繰り返している間にいつのまにかやってくる。その波がきているうちにどれだけ枚数を稼げるか、というのが勝負ですね。」
「自分はワーカホリックなのかなと思うときもあるけど、1行でも2行でもいいから毎日書いていないと駄目になるんじゃないかという不安が自分の中にあるんですよ」
(出典:本とコミックの情報マガジン『ダ・ヴィンチ』5月号P54・55 馳星周インタビューより)
インタビューからは馳氏の勝負時間に挑む姿勢や思いが感じられます。
そんな馳氏が描くからこそ、登場する人物達の生き様や勝負時間、そしてその心理描写が、私達自身と重なり合い、共感する方が多いのではないでしょうか。
最近、馳氏が注目しているのは、地元の軽井沢で頑張っている“若い料理人たち”。
そして今回は、料理人を主役としたストーリー。
いつもの馳作品とは異なるテイストでありつつも、明日に向けて気持ちが奮い立つハートウォーミングな物語です。
頑張るためのエッセンスとなること間違いなしのこの作品。勝負時間に向かう前のひとときに、ぜひご一読ください!
●馳星周著:Web限定公開作品「優しい夜」 >> (リンク »)
<馳星周(はせせいしゅう)>
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学を卒業後、出版社勤務を経て96年に『不夜城』で作家でビュー。同作で97年吉川栄治文学新人賞を受賞。『鎮魂歌 不夜城II』で日本推理作家協会賞、『漂流街』で大藪春彦賞を受賞。他の著書に『楽園の眠り』『ブルー・ローズ』『煉獄の使途』『沈黙の森』
『エウスカディ』など多数。最新刊は『淡雪記』。
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