日本テラデータ、ソーシャルデータおよびWebアクセスログと、顧客データを統合活用する「Teradata IWI」を発表

日本テラデータ株式会社

From: PR TIMES

2011-11-22 12:14

日本テラデータ、ソーシャルデータおよびWebアクセスログと、顧客データを統合活用する「Teradata IWI」を発表
- 株式会社HARMONYと提携し、顧客データの統合管理、分析、活用を支援 -

日本テラデータ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉川幸彦、以下テラデータ)は、インターネットから得られるソーシャルデータおよびWebアクセスログと、ダイレクトチャネルから得られる顧客取引明細データをTeradataデータベース内において統合管理し、企業のマーケティング活動に利用するためのコンポーネント群、「Teradata IWI (Integrated Web Intelligence)」を本日より販売開始します。また、当該データ活用のコンサルティング・サービス提供にあたり、総合ウェブコンサルティング企業である、株式会社HARMONY(本社:東京都新宿区、代表取締役:三井健司、以下HARMONY)との提携を開始しました。

Teradata IWIは、テラデータが提供する製品とサービスの組み合わせです。顧客データを統合的に管理する「Teradataデータベース」およびデータウェアハウスを構築する際の設計図となる論理データモデル「Teradata Industry LDM」が基盤のコンポーネントです。これらを基盤にWebサイトやソーシャルメディアと連携してWebアクセスログやソーシャルデータなどのオンラインデータを取得し、Teradataデータベースに取り込む連携サービスを提供します。
また、テラデータとHARMONYは、取り込んだデータの活用を支援するコンサルティング・サービスを共同で提供します。TeradataデータベースとTeradata Industry LDMを除いた価格は、データ取得/連携サービスが500万円(税別)から、データ活用支援コンサルティング・サービスが1,500万円(税別)からです。

Teradataデータベースは従来CRM分野において、店舗やコールセンターなどから得られた顧客取引明細データを蓄積し、分析、活用するデータウェアハウスとして利用されてきました。一方で今日の消費者は、インターネットやソーシャルメディア、モバイル端末などのチャネルを利用することが一般的になってきており、ここから日々膨大なデータが発生しています。Teradata IWIは、このようなマルチチャネル環境下において、顧客データを分断したまま利用するのではなく、チャネル横断で統合することによって、包括的な顧客理解とマーケティング活用を支援します。
例えばソーシャルメディア上で影響力が高く、なおかつ自社に好意的なのは誰か、このような顧客へなにかしらの案内をしたときに、口コミ波及を含めどの程度Webサイトへのアクセスが増大したか、最終的にどの程度商品購入に結び付いたか、さらには購入/未購入顧客ではどのようにプロフィールが異なるのか、といった流れを透過的に把握することが可能となります。
昨今、このようなマルチチャネル統合と、単一の顧客ビュー(SCV: Single Customer View)を求める動きは企業のマーケティング部門を中心に高まっており、Teradata IWIはこのようなニーズに対応します。

テラデータとHARMONYは、Teradataデータベース導入済み企業と導入予定企業向けにTeradata IWIを展開し、今後1年間で5億円の売上を目指します。

Teradata IWIについての詳細は、こちらをご覧ください。
(リンク »)


【Teradata IWIを構成するコンポーネント群】
Teradata IWIは以下のサービスおよび製品群で構成されます。導入済のテクノロジー、個別の要件に応じて選択可能です。


◆テラデータが提供するコンポーネント

<1.Teradataデータベース>
オンラインデータ、オフラインデータを統合的に蓄積、管理し、分析に利用するためのデータベース・プラットフォームです。

<2.Teradata Industry LDM>
従来からのオフラインチャネルの顧客データと、オンラインチャネルの顧客データを統合的に蓄積するための論理データモデルを提供します。各チャネルのデータは顧客識別子に基づいて統合され、マルチチャネル環境下における透過的な分析を実現します。

<3.オンラインデータ取得/連携サービス>
以下4つのプロセスを可能とする仕組みを構築します。
 1. 抽出: Webサーバーのアクセスログデータ、ソーシャルメディア上のプロファイル/活動データを抽出
 2. 変換: アクセスログデータのセッション化など、分析可能な形に変換
 3. 取込: Teradataデータベース上に取り込み
 4. 連携: マルチチャネル向けオファーテーブルの用意、ソーシャルユーザー向けのメッセージ配信

<4.各種分析ツール>
実施する分析に応じて、データマイニング・ツールであるTeradata Warehouse Miner、顧客分析/キャンペーン管理ツールであるTeradata Relationship Managerなどの分析ツールをご提案します。


◆テラデータとHARMONYが提供するコンポーネント

<データ活用支援コンサルティング・サービス>
オンライン/オフラインデータを統合し、マーケティングに活用していくためのコンサルティング・サービスです。以下3フェーズで展開されます。
 1. 初期フェーズ: 現状課題整理、注視すべき指標や実施すべき分析手法のデザイン
 2. 分析フェーズ: データ分析結果の提供と実施施策に関する提案
 3. 運用フェーズ: 継続的なデータ分析および施策立案の支援

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◆参考資料

■Teradataデータベース
(リンク »)

■Teradata Industry LDM
(リンク »)

■Teradata Warehouse Miner
(リンク »)

■Teradata Relationship Manager
(リンク »)

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<HARMONYについて>
株式会社HARMONYは企業のインターネット展開を支援するツール開発と、調査分析を元にしたホームページの効果向上コンサルティングを提供しています。中でもアクセス解析分野では年間20億ページビュー以上を分析し、500サイト以上にアドバイスする実績を持ち、著書・講演も多数あります。
(リンク »)

<Teradata Corporationについて>
テラデータ・コーポレーションは、データベース・ソフトウェア、データウェアハウス・アプライアンス、そしてエンタープライズ・アナリティクスを通じた、データウェアハウジングおよび統合マーケティング管理分野における世界最大規模の企業です。  (リンク »)

<日本テラデータについて>
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。

Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。


プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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