オンライン旅行会社の大手Expedia、 ビッグデータ分析にSASを活用し、顧客満足向上を実現

SAS Institute Japan株式会社

From: PR TIMES

2011-12-26 12:29

オンライン旅行会社の大手Expedia、ビッグデータ分析にSASを活用し、顧客満足向上を実現


*2011年12月9日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。


米国ノースカロライナ州キャリー発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、オンライン旅行会社大手のExpediaが、SASのAnalyticsソリューションにより顧客満足度を高め、顧客のリピート率を維持する新たな手法を導入したと発表しました。Expediaは、保有する大量のデータを分析することで有益な洞察を導き出し、意思決定に役立てています。その結果、オンラインでの顧客体験を効果的に最適化し、顧客のライフタイムバリュー(生涯価値)を高めて自社の成長を促しています。

Expedia USのバイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーJoe Megibow氏は、「インターネット直販のビジネスでは、あらゆる要素を測定・追跡するために、ビッグデータを処理できるパワフルな分析基盤が必要です。当社ではSASを使って分析の強化を行っています。当社のデータ・ウェアハウスには、約200テラバイトに及ぶ顧客データとクリックストリーム・データが蓄積されており、こうした大容量データの分析のためにSASの予測・分析機能とデータマイニングを活用しています。分析によって、お客様のニーズや嗜好に関する洞察を導き出すことにより、価値と利便性を高め、ロイヤリティを獲得することにつながっています」と述べています。

Expediaは、過去1年間にわたりSASのAnalyticsソリューションを使用して、顧客がもたらすライフタイムバリューと、顧客獲得に関わるコストの最適なバランスを追求してきました。分析担当チームは、クラスタリング手法を活用して顧客の行動を長期的に調査しました。さらに、予測モデルを構築することで、トランザクションに最も大きな影響を与える要因を明らかにしました。また、顧客のライフタイムバリューに関する洞察を導き出すことで、Expediaは顧客のリピート率を上げる施策を特定することができるようになり、顧客にとってもExpediaの収益性にとっても大きなメリットがもたらされました。

SASのグローバル・プロダクト・マーケティング・マネージャーのタパン・パテール(Tapan Patel)は、「SASのAnalyticsソリューションにより、Expediaは顧客満足度を高めるための新たな手法を導き出しました。Expediaは、一つひとつのマーケティング・チャネルがサイトのコンバージョン率に及ぼす影響を明確に理解し、チャネル毎のマーケティング投資を最適化できるようになりました。この分析がもたらした価値は、年間の総予約量と売上高が増加しているという事実にも表れています。Expediaは分析を高度に活用することでイノベーションを継続し、オンライン旅行業界のリーダー企業として一線を画す存在となっています」と述べています。

分析をクリエイティブに活用

Expediaは、自社内に分析の文化を根付かせるため、データや分析のみならずビジネスや顧客ニーズについても深い理解を持つクリエイティブな人材を採用しています。これらの人材は、SASの広範かつ充実した分析機能をいかんなく活用することで、革新的な課題解決策を見出しています。

Megibow氏は、「SASは、多様な業界におけるさまざまな経営課題の解決を支援してきました。それぞれの専門分野に関するSASのノウハウは素晴らしい資産といえます。Expediaでは、こうした同社の経験とテクノロジーをクリエイティブに活用し、収益機会の獲得と業務課題の解決に役立てています」と述べています。


<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の50,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名( (リンク ») )

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。


プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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