『日・中エンジニアのキャリア比較調査』を実施 ~中国人エンジニアの転職経験者は約7割~

株式会社メイテック

From: PR TIMES

2012-01-30 14:45



株式会社メイテック(本社:東京都港区、代表取締役社長 西本甲介)は、中国のエンジニアが日々感じているキャリア感や就業感について、エンジニア515人に調査を実施し結果をまとめましたので、公表いたします。

また、2011年12月に公表した第一回「国内エンジニアのキャリア調査」と比較し、日中両国のエンジニアの意識の違いも浮彫りとなりました。調査の結果が、関係各位の参考に供していただければ幸いです。


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【調査結果の概要】
<就社・就職理由>
●現在の会社に就職した理由は、中国人エンジニアでは「自分の能力・技術を磨くことができると思ったから」(46.6%)が最も高く、国内エンジニアでは「自分のやりたい仕事ができると思ったから」 (46.2%)が最も高い結果となり、就社理由の違いが顕著。
●エンジニアの仕事に就いた理由は、中国人エンジニアでは「専門知識・専門スキルを活かせるから」(66.2%)が群を抜いて高い。国内エンジニアでは同項目を選んだ方も多いが、それに並んで「モノ作りが好きだったから」(39.5%)の高さが目立ち、日本人のモノ作りへの強い拘りがみられる。
 
<職業観>
●職業観についてみると、中国人エンジニアは、「任された仕事への責任感」(96.3%)や「期待以上のアウトプットを追及したいという思い」(89.5%)が強く、「プロ意識」(80.6%)も高いスコアとなっている。
  年代別では、国内エンジニアは年代を重ねるごとに「プロ意識」が高まっていく傾向(【20代】と【40代】の差が+43.5ポイント)に対し、中国人エンジニアは、年代に大きな差はみられない(【20代】と【40代】の差が+9.1ポイント) 。

<エンジニア継続意向>
●現在勤めている会社にかかわらず、今後も「エンジニアの仕事を続けていきたい」と回答したエンジニアは日・中ともに8割以上と高く、国を超えて“エンジニア”という職業に誇りやプライドを持っていることがうかがえる。

<転職経験>
●転職経験は、中国人エンジニアが約7割と高く、国内エンジニア(5割)を大きく上回る。
  年代別では、 【20代】の国内エンジニアが約2割と低いのに対し、 【20代】の中国人エンジニアは6割強と高く、若い世代でも転職経験者が多いことがうかがえる。

<会社軸、職業・職種軸によるエンジニアのタイプ分類>
●中国人エンジニアでは、会社と職業・職種両方への拘りが強い“両立型”(64.3%)が最も多く、国内エンジニアでは、“両立型”(35.6%)と、会社と職業・職種両方への拘りがあまりない“こだわりない型”(39.3%)に分かれる。
  年代別で見ると、【20代】の中国人エンジニアでは“両立型”(67.2%)の割合がどの年代よりも高いのに対し、 【20代】の国内エンジニアでは、“こだわりない型”(51.0%)の割合がどの年代よりも高く、対照的となっている。

<グローバル化への関心・勤務意向>
●自国企業のグローバル化に対して、中国人エンジニアの7割が関心を示し、自ら海外で働きたいと回答した方も約7割と高く、国内エンジニアの関心度を大きく上回る。
ただ、年代別で見ると、海外で働きたいと回答した方は【20代】の中国人エンジニアはもとより、 【20代】の国内エンジニアも半数以上と高く、 国を超えて【20代】世代のグローバル化傾向がうかがえる。

<自国の技術力に対する考え>
●中国人エンジニアで、現在「自国の技術力・モノ作りが世界をリードしている」と回答した方は2割程度(国内エンジニアは5割強)と少ない結果となったが、「将来は自国の技術力・モノ作りが世界をリードしている」と回答した方は6割(国内エンジ
  ニアは3割強)に達する。中国人エンジニアと国内エンジニアの自国の技術力・モノづくりに対する評価は、時間軸で対照的となっている。
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【調査概要】
■調査目的 :中国人エンジニアのキャリア意識・職業意識を把握する。
■調査対象:中国の製造業の技術職に従事している18歳以上の男女。
  ※技術職とは、生産管理職、技能職、労務職を含んでおりません。
■調査時期:2011年11月29日(火)~12月12日(月)
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:515名



<本件に関する報道関係の方々のお問合せ先>
株式会社メイテック 広報部/清水、三宅、明石
TEL:03-5413-2633 FAX:03-5413-2622
E-mail:kouhou@meitec.com


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