エクイニクス、アジア・パシフィック地域のビジネス拡張のため、Asia Toneより2億3,050万ドルでデータセンターの買収に合意

エクイニクス・ジャパン株式会社

From: PR TIMES

2012-06-05 09:24

中国におけるエクイニクスの拠点を強化し、高い成長市場に向けたグローバルビジネスの需要をサポート

カリフォルニア州レッドウッドシティおよび香港-2012年5月1日-データセンターサービスをグローバル展開する Equinix, Inc.(Nasdaq: EQIX、以下エクイニクス)は本日、香港を拠点とするデータセンター事業者のAsia Toneが所有する特定の資産およびその運用を2億3,050万ドルの現金で買収することで最終合意に至ったと発表しました。これにより、エクイニクスは香港、上海、シンガポールのアジア主要3マーケット内の5ヵ所のデータセンター、1ヵ所の災害復旧センター、1ヵ所の建設中のデータセンターを取得することになります。Asia Toneは戦略的な顧客ベースを有しており、その中には多くのエクイニクスのお客様が含まれています。

エクイニクスのプレジデント兼CEOであるSteve Smithは、以下のように述べています。「Asia Toneの買収は、エクイニクスがアジア・パシフィック市場でリーダーシップを築くうえでの重要なマイルストーンになることでしょう。当社は、ここ数年で最も急激に成長し、高い需要が求められているこの市場に成長の大きな機会を見出しています。特に、高成長市場に進出をねらった多国籍企業からのニーズが高い中国に拠点を拡張できることを大変うれしく思います」

この取引は2012年第3四半期に完了を予定していますが、これによりエクイニクスはグローバル拠点を38市場104データセンターに広げ、アジアにおけるPlatform Equinix(TM)のキャパシティを大幅に向上させることになります。この取引により、エクイニクスはアジア・パシフィック地域のネットワーク、クラウド、金融サービス、コンテンツ事業におけるお客様の高い要求を満たす高品質なデータセンターに加え、経験豊かなスタッフも取得します。取引の一部に含まれる上海の新施設が完成すると、新たに8万平方フィート(約7,432m2 )の床面積が追加されます。この上海新データセンターは2012年下半期にサービス開始を予定しており、同地域に進出を検討しているグローバル企業をサポートします。

Asia ToneのCEOであるCharles Leeは、以下のように述べています。「Asia Toneは長年にわたってコロケーションおよびデータセンターサービスを提供することにより、アジア・パシフィック地域で成長する世界のトップ企業のニーズを満たしてきました。Asia Toneの香港、上海、シンガポールにおける各拠点とエクイニクスのグローバルリーチを組み合わせることは、アジアでの事業拡大を検討する多国籍企業の要望にさらに応えるものになるでしょう」

米市場調査会社フロスト&サリバンの最近の調査レポートによると、アジア・パシフィック地域のデータセンター市場は、2010年で25億5,000万ドルを上回り、2017年には92億5,000万ドルに成長することが見込まれています。世界でもコロケーション市場が急成長している中国は、グローバル展開を図るエクイニクスのお客様からの要望も最も多い市場です。ガートナーによれば、中国のデータセンター市場規模は2015年までに世界第2位になると予測されています。

Asia Toneは、2011年に約3,000万ドルの売上を計上し、過去3年間で年平均50%超の成長を続けています。評価額は、エクイニクスの2012年における将来の計画に基づく調整後EBITDA※1の株価評価から算出しています。Asia Toneによるフリーキャッシュフローは2013年にプラスになると期待され、これはエクイニクス全体の方針と一致しています。
※1:Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization。税引き前利益に支払利息と減価償却費を加算したもの。

本取引では、J.P.モルガンがエクイニクスの金融アドバイザーを務めています。

当リリース原文: (リンク »)

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本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。International Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。

本件に関するお問い合わせ先:

エクイニクス・ジャパン株式会社
マーケティング 武堂貴宏
TEL: 03-6402- 6970(代表)


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