データホテルとSkeed、事業提携に合意、グローバル間高速データ転送クラウドサービス「データホテル クラウド コネクト」共同開発を発表

株式会社データホテル

From: PR TIMES

2012-06-12 15:19



2012年6月12日

データホテルとSkeed、事業提携に合意、
グローバル間高速データ転送クラウドサービス
「データホテル クラウド コネクト」共同開発を発表

 国内最大級のインターネット事業会社NHN Japan株式会社の子会社で、国内外にデータセンター、ホスティングサービスを提供する株式会社データホテル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:嶋田 健作、以下データホテル)と、大容量、高速ファイル転送ソフトウェアを提供する株式会社Skeed(スキード)(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:明石 昌也、以下Skeed)は事業提携し、クラウド分野における次世代インフラ技術に関する共同開発を開始します。今回、その第一弾として、世界初の高速データ転送クラウドサービス「データホテル クラウド コネクト」(以下CLOUD CONNECT)を今夏から提供開始します。

 近年、企業活動のグローバル化、リスク分散の観点などから、ネットワーク情報量の急増とデータセンター分散利用が進み、大容量のデータを瞬時に転送するソリューションが求められています。このような市場の状況を受け、データホテルのインフラ運用技術とSkeedのソフトウェア開発技術を生かし、事業提携後の第一弾としてCLOUD CONNECTを共同開発しました。

CLOUD CONNECTはグローバル間通信技術にSkeedが独自開発した通信プロトコル「Skeed Silver Bullet Protocol」(スキード シルバー バレット プロトコル)を採用し、世界6カ国10カ所を結ぶ仮想ネットワークにて、大容量データを世界中のクラウドサービスやデータセンターに高速転送できる、高速データ転送クラウドサービスです。グローバル間ファイル転送において、TCP と比較して約 20~30 倍(※1)の高速通信と、高いセキュリティを実現しています。これによりRAW画像や映像データ、CADや会計データなど、大容量のデータをグローバル間で迅速に共有したい場合や、大規模演算処理を必要とするビッグデータ解析処理などにおいて、国外のハイパフォーマンスなクラウドコンピューティングリソースを、国内に近い通信環境下で利用する事が可能になります。
(※1: 回線状況などにより速度は異なります)


■CLOUD CONNECTの主な特長
・独自開発の高速通信プロトコルにより、長距離、低品質回線における伝搬遅延を解決
・サーバ間差分同期機能により無限の利用シーンを実現
・専用機器や専用線は一切不要で、クラウドベースでサービスを利用可能
・WEBベースの管理画面やクライアントアプリ(Windows、Linux版を予定)など、高機能管理ツールを利用可能
     
 CLOUD CONNECTはデータ転送/ストレージ容量にあわせた従量課金プランの他、企業内での業務利用ニーズを考慮し10 万円台からの月定額プランも提供予定です。また、BCP 用途で利用可能なデータバックアップ専用のリージョンも今後展開する予定です。サービス開始に伴い、世界中のデータセンター事業者、クラウドサービス事業者とのパートナーシップ締結も順次進めていきます。
現在βサービス期間として利用希望企業を募集しており、サービスサイトにてお問い合わせや正式開始時にご連絡を差し上げる事前登録を承っております。詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。
■「CLOUD CONNECT」ウェブサイト:  (リンク »)

 今回、12年におよぶデータセンター事業で培ったインフラ技術と運用力に強みを持つデータホテルと、Winnyによる大規模ユーザー検証の実績をもつ金子勇氏のリーダーシップのもと革新的技術開発で市場を牽引しているSkeedが提携することで、グローバル規模でのビッグデータ処理に即応した独自ソリューションの開発と、他社に先駆けた市場投入が可能になります。また、次世代インフラ技術研究会を立ち上げ、両社は技術者間の交流を活性化し、共同での製品開発を推進していきます。

 株式会社データホテル代表取締役社長、嶋田健作のコメント:
 「今回、非常に高いソフトウェア開発力、技術力を持つSkeed社と協業できた事は当社にとって大変価値のある事です。Skeed社の技術と弊社のデータセンター事業を核としたインフラ運用技術を連携させ、今後より高い品質と、世界規模で競争力を持つサービスの創出を共に積極推進して参ります。」

 株式会社Skeed代表取締役社長、明石昌也のコメント:
 「今回データホテルと協業の機会を持てることに大きな期待を寄せています。長年にわたる安定したフルマネージドサービスの実績を持ち、クラウドを活用する顧客を多く持つデータホテルと、ミドルウェアレイヤでの先進的な技術開発に取り組む当社とは事業面での補完性が高いと考えています。」

■ 「Skeed Silver Bullet Protocol (SSBP)」について
SSBPは、UDP(ユーザー データグラム プロトコル)上に実装された独自のトランスポート層プロトコルにより、今まで使い切れなかった帯域をフルに活用した高速転送を実現し、安全確実にファイルを転送する技術です。詳しくは (リンク ») をご覧ください。

■ 「Interop Tokyo 2012」への出展について
データホテルは、2012年6月13日(水)から15日(金)まで幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2012」でCLOUD CONNECTを先行展示し、実際の通信デモを行います。またSkeedの金子勇氏による講演も予定しています。詳しくは (リンク ») をご覧ください。

■ 株式会社データホテルについて:  (リンク »)
データホテルはNHN Japan株式会社の100%子会社で、2012年1月1日に株式会社ライブドアから商号変更し、データセンター・ネットワーク関連に特化した事業展開を行っています。データセンター事業、ホスティング事業、ASP事業、インターネット接続サービス事業などを提供しています。NHN Japan株式会社では、「ハンゲーム」や検索サイト「NAVER」、ポータルサイト「livedoor」、登録ユーザー数世界4000万人を擁するスマートフォンアプリ「LINE」を展開しています。

■ 株式会社Skeedについて:  (リンク »)
Skeedは、Winny開発者の金子勇氏のリーダーシップのもと、革新的技術開発で市場を牽引しています。例えば、クラウドコンピューティング、ビッグデータ時代の進化するネットワーク利用ニーズに応えるべく、多数のマシンの協調動作によるオーバーレイネットワークを用い効率と信頼性に優れたファイル配信・保管実現、また大容量・長距離でのセキュアなデジタルデータ転送基盤の実現などにより、ターンキーソリューションを創出しています。







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