簡単可視化ソフトウェア「MicroAVS」の最新バージョンVer.16 販売開始のお知らせ

サイバネットシステム株式会社

From: PR TIMES

2012-10-24 16:00



~知見を「拡げる」- プレゼン・公開展示を強力にアシストする各種機能を新たに搭載!~

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、当社が開発・販売・サポートする3次元可視化ソフトウェア「MicroAVS(マイクロエーブイエス)」の新バージョンVer.16の販売を2012年11月1日より開始することをお知らせいたします。なお、出荷開始は2012年12月18日の予定です。

3次元可視化ソフトウェアMicroAVSは、数値シミュレーションの結果や実験計測のデータを画像として表示するツールで、流体解析や構造解析をはじめとして、材料、気象、天文、宇宙、土木、建築、環境、医療などの幅広い研究分野で活用されております。
その最大の特長は、本格的な3次元可視化機能を簡単な操作で利用できることであり、それを可能にしているのが、可視化アイコンに代表されるわかりやすいGUIです。可視化アイコンは、データタイプによって使用可能な可視化手法を自動的に判断してアイコンとして表示する機能です。ユーザは読み込んだデータタイプに応じて表示されたアイコンを選択することで簡単に可視化結果を得ることができます。

今回のバージョンアップでは、解析補助、データ作成、可視化作業の保存・管理など、汎用可視化ソフトウェアならではの機能の強化に加えて、「知見を拡げる」をキーワードにし、プレゼン・公開展示を強力にアシストする各種機能を新たに搭載いたしました。

各種のシミュレーション結果や実験データから見られる複雑で潜在的な現象を解析し「知見を得る」ための有効な手段として、可視化の重要性は多くの研究者に支持され、既に必須のものとなっております。
可視化のメリットとして忘れてはならないのが「知見の共有」です。数値データだけの結果では、研究者間といえども得られた知見を伝えることは難しい作業となります。
さらに近年は、研究成果を広く一般に知らしめるアウトリーチ活動が、研究者や研究機関にとって必須の活動となってきており、専門家以外を対象として「知見を拡げる」ための可視化の重要性がますます高まってきています。

サイバネットは、可視化技術によって、誰もが先端の科学技術の研究成果を共有して理解できる環境の推進を支援してまいります。

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主な機能強化
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■フライスルー機能
移動経路をポイント指定することで、その経路に沿って滑らかにカメラを移動させる機能です。カメラの向きを進行方向とは異なる方向に設定(前方に移動しながら左右視点や後方視点にする等)することも可能です。これによりオブジェクトの間を飛び回るような没入感の高い動画を作成できます。移動経路の指定はマウスクリックによる簡単な指定で、微調整も容易です。設定した経路情報を保存(*.vr ファイル)すれば、フリービューワー3D AVS Player 上でもフライスルー表示を再現することができます。

■フルスクリーン表示
ビューワー部分のみをディスプレイ全体に広げるモードが搭載されました。没入感の高い映像を得ることができます。

■ジョイスティック対応
Windows 標準ドライバに対応したUSB コントローラー(ジョイスティック)を使い、「表示窓」内のオブジェクトを操作することができるようになりました。MicroAVS の操作に慣れていない人でも簡単に扱うことができ、撮影済み動画やGFA では得られない、より対話的な演出が可能となります。

フルスクリーン機能と合わせて使うことでオープンキャンパスの体験展示等に利用できます。

■オブジェクト自動回転機能
特定の軸を指定し、その軸を中心に自動回転を行います。オブジェクト表面を360 度くまなく観察したい場合やループデモ展示を行いたい場合に便利な機能です。

■等数値面の曲率計算機能
近年、材料分野における計算・可視化の3D 化が盛んになり、その中で曲率計算は必須の機能となっています。これを受けてMicroAVS の「等数値面」メソッドにも曲率計算機能を追加しました。

■非構造格子(UCD)データの節点・要素番号付与機能
UCD ファイルに定義した節点番号、要素番号を自動的に成分値として追加する機能です。「数値表示」メソッドと組み合わせることでマウスピックした位置の節点番号・要素番号を画面上に表示させることができ、注目箇所の特定に役立ちます。

■アプリケーションマネージャの改良
ツリービューによるフォルダ分けができるようになりました。プロジェクト毎、期間毎など自由に分類し、検索性を上げられます。また、保存されているデータファイルパスの変更機能も追加。アプリケーション毎の変更はもちろん、一括変更にも対応しています。アプリケーション保存後のデータ場所移動に柔軟に対処できるようになり、アプリケーションの保存・管理がさらに容易となりました。

■マルチスレッド機能拡張(Pro 版のみ)
これまでの、流線、離散点補間、等数値面、パーティクルトレース、レンダリング処理などのマルチスレッド対応に加えて、今回、任意断面表示や流線色付け機能などがマルチスレッド対応になりました。これにより、可視化処理が高速になります。

■ボリュームデータ作成ツール(ImgToVol)の改良
GUI を刷新し、少ない手順でボリュームデータ作成ができるようになりました。

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動作環境
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・Windows XP (x86-32 / x86-64)
・Windows Vista (x86-32 / x86-64)
・Windows 7 (x86-32 / x86-64)

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価格(税別)
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■標準価格
・MicroAVS Professional Edition (Pro版) 148,000円
・MicroAVS Standard Edition (Standard版) 98,000円

■バージョンアップ価格
・Ver.15 Pro版からVer.16 Pro版 30,000円
・Ver.15 Standard版からVer.16 Standard版 30,000円
・Ver.15 Standard版からVer.16 Pro版 80,000円

※現在お持ちの製品のバージョンによって、バージョンアップ価格が変わります。
詳しくはWebサイト、もしくは下記お問合せ先までご連絡ください。


MicroAVSの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
(リンク »)

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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
(リンク »)
※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。

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本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
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●内容について
ADS第2事業部 ビジュアリゼーション部
TEL:03-5297-3799 E-MAIL:avs-info@cybernet.co.jp

●報道の方は
広報室/渡辺
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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