コスト効率を高め開発期間を短縮する統合プラットフォームを採用し、STB用ICの製品ラインアップを拡充

STマイクロエレクトロニクス

From: PR TIMES

2013-01-22 10:30

~ 多機能かつ安価な放送用機器向けに、CPU性能、画質、高セキュリティ、低部材コストで独自のバランスを提供する新製品 ~

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、デジタルTV
およびセット・トップ・ボックス(STB)用ICの主要サプライヤである
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、HD地上放送、
ケーブルTV放送、IP放送、Over-The-Top(OTT)および衛星放送向けSTB用
システム・オン・チップ(SoC)の新製品を発表しました。

STのインタラクティブなデジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)向けソリュー
ションを拡充する多機能なデジタル・ビデオ放送用デバイスであるSTiH253は、
高度に統合された地上放送用STB向けに、単一デモジュレータ「DVB-T2」を集積
しています。

その他、STB用ICのポートフォリオに新たに加わったSTiH271ELは、動画処理性能
を損ねず、基本的なザッパー機能を必要とする価格指向型の市場に最適な製品
です。

拡充されたSTのSTB用SoCファミリは、最終製品の設計をより効率化するための
内蔵機能を集積し、強化された処理エンジンがベースとなっています。この
堅牢な処理エンジンは低価格メモリを使用しており、最新の低消費電力目標に
対応しています。これらのSTB用SoCは、HD放送およびマルチメディア・
コーデック、ハイブリッドおよびIP標準規格の他、大手プロバイダーが提供する
重要な統合型ミドルウェア・スタックを持った最新のセキュリティ /
コンテンツ保護規格に準拠します。

STの製品ファミリは、コネクテッドTVサービス(IPTV) / 情報チャネル /
Over-The-Top(OTT) / ゲーム / キャッチアップTV / SNSに対応するHD
ザッパー、PVR、インターネット・プロトコル(IP)クライアント、デュアルHD
ボックスへと対象を広げています。新製品は、IP放送(STiH207)、HDケーブル
TV / 地上波放送(STiH273)、HD衛星放送(STiH237 / STiH239)に対応する
STB用SoCの既存製品ラインアップを拡充します。製品ファミリ内でピンおよび
ソフトウェア互換性があることから、ユーザは複数の顧客・事業者の要件に
合わせて最適な設計を行うことができます。

中国大手STBメーカーであるJiuzhou社のセールス・ディレクター Huang Wei氏は、
次の様にコメントしています。「STのSTB用SoCファミリが持つ互換性は、
Jiuzhou社にとって重要な強みとなります。同製品の統一されたモデル設計に
より、当社の開発サイクルは短縮され、ハイブリッド衛星放送、ケーブル放送、
および地上放送の各市場に向けて同時に展開できるようになります。」

中国大手STBメーカーであるInspur社のデジタル・メディア部門ジェネラル・
マネージャ Wei Cui氏は、次の様にコメントしています。「強固なセキュリティ
を実装し、完全に統合され、安全かつ最適化されたSTのHDケーブルTV用チップ
セットは、先の共同プロジェクトでの成功を再現するかのように、当社で人気の
Inspurミドルウェアにシームレスなサポートを提供します。エントリ・レベルの
STBでは、最高のユーザ体験を実現しました。」

STのSTB用SoCポートフォリオに新たに追加されたSTiH253およびSTiH271ELは、
BGAパッケージ(27 x 27mmおよび23 x 23mm)で提供され、現在主要顧客向けに
サンプル出荷中です。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワーとオートモーティブ製品」部門と「エンベデッド・
プロセッシング ソリューション」部門の多種多様なアプリケーションに
半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力
からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器
まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の
暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、より
スマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り
組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTの
ウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL:03-5783-8340 FAX:03-5783-8216

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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