国内リテールFX大手のFXプライムがエクイニクスIBXデータセンターを採用

エクイニクス・ジャパン株式会社

From: PR TIMES

2013-02-12 16:58

金融エコシステムにおける相互接続を通じ、ミリ秒単位でベストなレートを配信する取引基盤を構築

東京-2013年2月12日-インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開する Equinix, Inc.(NASDAQ: EQIX、以下エクイニクス)は、本日、国内リテール向けFX事業者大手のFXプライム株式会社(以下FXプライム)が顧客サービス向上のために東京のInternational Business Exchange(TM)(IBX(R))データセンターを採用し、ミリ秒単位でベストなレートを配信できる新たな取引基盤を構築したことを発表しました。同社は、エクイニクスの金融エコシステムに参加する複数の取引金融機関と直接接続し、時々刻々と変動する為替レートを瞬時に取得することで、顧客である個人投資家にとって有利なレートの提示を可能にします。

・ FXプライムでは、業界トップクラスのナロースプレッド※を提供しています。ナロースプレッドは顧客にとってメリットが大きい一方、取引量や取引回数が増大するため、同社ではトランザクションのパフォーマンスと安定性を確保できるよう新たな取引基盤の構築が必要でした。エクイニクスのIBXデータセンターでは、ワールドクラスのFX事業者や外国銀行を含む金融機関が売買注文を自動化するシステムを稼動させ、相互に接続しています(金融エコシステム)。FXプライムはデータセンター構内で直接接続する「クロスコネクト」を活用して、こうした金融機関と相互接続しました。これにより、ネットワーク遅延を数ミリ秒単位に抑え、トランザクションが増えてもリアルタイムに為替レートを取得、顧客にとって常に最適なレートの提示を可能にしています。

※スプレッドとは外貨の売値と買値の差額のこと。スプレッドがナローであるほど、顧客である個人投資家のコスト負担を軽減し、為替の変動に集中した取引環境を提供できる。

・ IBXデータセンター内で金融機関と直接接続したことで、従来、各金融機関との接続に必要だった専用線によるWAN回線が不要となります。これにより、通信にかかる運用コストを大幅に削減しています。

・ 都内にある3つのIBXデータセンターと4つの主要なデータセンター拠点は専用の高信頼、超高速の通信回線で相互接続されています(メトロコネクト)。FXプライムは物理的に離れた別のデータセンターを利用する金融機関ともメトロコネクトを通じ最小のネットワーク遅延で接続し、直接のデータ交換を実現しています。

FXプライム株式会社 システム部長 中林卓也様のコメント

「為替レートはプライシングエンジンと呼ばれるサーバーがネットワークを経由して取得し、FXプライムを通じてお客様に配信されますが、ミリ秒単位の処理時間差がレートの配信に大きな影響を与えます。これまでWAN接続していた金融機関の多くがエクイニクスを利用しており、当社のシステムをエクイニクスに移行することでネットワーク遅延とコストを最小限に抑えられます。実際、エクイニクスへ移行後はネットワーク遅延を10分の1まで短縮でき、トランザクションが増加しても高速な取引環境を提供できています。今後も接続金融機関を増やし、お客様にとってさらに取引のしやすい環境になるよう拡張していく予定です」

エクイニクス アジア・パシフィック地域 金融部門事業開発シニアディレクターDavid Wilkinsonのコメント

「東京にあるエクイニクスのIBXデータセンターには、世界の為替取引を仲介する大手金融機関が集まり、相互接続しています。このたび弊社の金融エコシステムがFXプライム様のFXサービスの向上と運用コストの削減のお役に立てたことを大変うれしく思います。エクイニクスの使命は、お客様のビジネス成長を促進するグローバルな相互接続プラットフォームを提供することです。東京をはじめ世界トップ16の金融市場にある75以上の取引所との接続を通じ、多くの金融業界のお客様がFXプライム様のように、この相互接続プラットフォームを活用してビジネスを加速していただけると信じています」

FXプライム株式会社について
2003年の設立以来、FX事業を中心に個人・法人投資家への金融資産運用のためのサービスを提供している。安心、信頼を基本として顧客重視のサービスを提供。取引に使用するアプリケーションの独自開発や安定性の高いインフラ整備に積極的に取り組み、投資家が安心して利用できる投資環境を提供している。2008年、ジャスダック証券取引所に上場。 (リンク ») を参照ください。

Equinixについて
Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、4,000社以上の顧客企業同士、ならびにパートナー企業との間を、直接インターコネクションを行う環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における31の戦略的都市において、世界の様々な企業にEquinixのインターコネクションプラットフォームを活用していただいています。www.equinix.co.jpを参照ください。

将来の見通しに関する記述について

本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。International Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。
本件に関するお問い合わせ先:

エクイニクス・ジャパン株式会社
マーケティング 武堂貴宏
TEL: 03-6402- 6970(代表)

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]